今回のアジアカップは、韓国サッカー界がいつになく期待していた大会だった。専門家たちも韓国を強力な優勝候補に挙げていただけに、準々決勝脱落は誰も予想できなかった結果だった。
そうしたことを考慮すれば、早期敗退に対する考えとともに、ファンに対するメッセージを伝えるのが当然だったと思われる。
ベント監督は、今回のアジアカップ期間中、多くの言葉を発した。監督としての経歴が多いだけに、インタビューのスキルもレベルが高いと話題にもなった。
しかし、最も重要な瞬間に、監督として言うべきことを言わなかった点が残念に思う。
対戦相手への尊重を強調したベント監督だが、韓国サッカーとファンへの配慮にも気を使ってほしいものだ。