ポゼッション+ビルドアップでは限界のベント韓国、戦術の柔軟性が必要だ

韓国代表が苦い挫折を味わったが、変化よりも連続性に重きを置いている。パウロ・ベント監督と選手たちが、これまでチームカラーとして掲げてきたボールポゼッションとビルドアップを重視するサッカーを続けるという意志を示した。

韓国代表は1月25日(日本時間)、カタール代表とのアジアカップ準々決勝で0-1で敗れた。15年ぶりにアジアカップ4強進出に失敗した韓国サッカーは、その自尊心に大きな打撃を受けた。

期待が大きかっただけに失望も大きかった。昨年9月の発足以来、国際Aマッチ無敗が続いたベント・コリアは、誰も予想できなかったアジアカップ準々決勝で敗退してしまった。

ベント監督は就任当時からボールの保有を通じて試合の主導権を握り、守備ラインから始まるビルドアップで攻撃チャンスを作るという明確な哲学を示した。

昨年には南米の強豪ウルグアイやチリ相手に1勝1分の成績を収め、ベント監督のチームカラーは成功的だという評価を受けた。

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だが、アジアカップでは大きな力を発揮できなかった。

密集守備で臨んでくるアジア各国にはボール保持を優先したサッカーは大きな意味がなく、パスプレーを通じて攻撃を円滑にできない状況では、ビルドアップするにしても効率的な攻撃ルートを作り出せなかった。

しかし、それでもベント監督率いる韓国代表は、アジアカップでそのスタイルに固執した。グループリーグまでは全勝を収めて巡航したが、決勝トーナメント1回戦のバーレーンとの対決では、延長勝負まで持ち込まれる接戦を繰り広げ、最初の危機を迎えた。

それでもバーレーン戦ではキム・ジンスの決勝ゴールで2-1の勝利を収めたが、準々決勝ではカタールの厚い守備の壁を崩すことができず、結局敗れた。

日本もサウジ戦では極端だった

選手たちは今大会の失敗にもかかわらず、ベント監督が強調する方向性を継続していきたいという立場を示した。

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