ソン・フンミンの“マラドーナ超え弾”が、FIFAのプスカシュ賞にノミネート

イングランド・プレミアリーグ(EPL)のトッテナムに所属するソン・フンミン(28)が、今シーズンのプスカシュ賞候補にノミネートされた。

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国際サッカー連盟(FIFA)は11月25日(日本時間)、1年間で最高の活躍を見せた選手や監督を表彰する「ザ・ベスト・FIFAフットボールアワード」の部門別候補を発表した。

男女それぞれに最優秀選手賞、最優秀監督、ワールドベスト11、最優秀ファン賞など11部門があるなか、ソン・フンミンは最優秀ゴールを決めるプスカシュ賞候補に選ばれた。

候補に選ばれたゴールは、2019年12月7日に行われたプレミアリーグのバーンリー戦で見せたゴールだ。ソン・フンミンはこの試合、自陣から相手ゴールまで約70mを独走。追いすがる相手選手“6人”を抜き去ったあと、右足で冷静にゴールネットを揺らす“ワンダーゴール”を披露した。

(写真提供=ロイター/アフロ)2019年12月7日のバーンリー戦でのソン・フンミン

このゴールはプスカシュ賞以外にも、2019年の「EPL12月度ベストゴール」をはじめ、イギリス公営放送BBCが選ぶ「今年のゴール」、EPL事務局が選定する「2019-2020シーズンベストゴール」など、数々の賞を受賞してきた。

そのほかのプスカシュ賞候補者は、ルイス・スアレス(バルセロナ、現アトレティコ・マドリード)、アンドレ=ピエール・ジニャック(ティグレス)、ズラトコ・ユヌゾビッチ(レッドブル・ザルツブルク)、ソフィー・イングル(チェルシー女子)など、計11人がノミネートされている。

また、最優秀男子選手賞には、ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)、クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)、ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)、モハメド・サラー、サディオ・マネ、フィルジル・ファン・ダイク、チアゴ・アルカンタラ(以上リバプール)、ネイマール、キリアン・ムバッペ(以上、パリ・サンジェルマン)、リオネル・メッシ(バルセロナ)、セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー)といった、そうそうたるメンバーが候補に挙がっている。

今年は新型コロナの影響もあり、12月17日にオンライン形式のセレモニーで各受賞者を発表する予定だ。

◇プスカシュ賞とは

2009年に創設。その年の最も優れたゴールを表彰する賞。対象となる試合は、各国のリーグ戦、カップ戦に加え、FIFA主催の大会が含まれる。期間は前年度の10月から当年の9月までとなっている。賞の由来となったフィレンツェ・プスカシュは1950年代に活躍したハンガリーの名選手。1950年から1954年まで4年間無敗を誇ったハンガリー代表「マジック・マジャール」の中心選手だった。

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