サッカー韓国代表の感染経路ミステリー。欧州現地で感染か、国内で潜伏か

「サッカー韓国代表の感染経路は不確実…。潜伏期かも知れない」

メキシコ戦を控え、選手団に新型コロナが発生したサッカー韓国代表。今回のオーストリア遠征には非常事態に備えて内科専門医も同行していた。 通常、代表チームの主治医は種目の特性上、外科専門医が合流するが、今回はセブランス病院内科専門医のキム・グァンジュン博士を派遣した。

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キム博士は韓国サッカー協会(KFA)を通じて「代表チーム内の新型コロナ感染経路は不確実だ」とした。

当初、韓国代表は招集直前、選手とスタッフ全員に対して新型コロナ検査を実施した。その結果、左サイドバックのキム・ジンス(アル・ナスル)だけが陽性判定を受け、残りは陰性判定を受けてオーストリアへ向かった。

しかし現地時間で12日17時に施行したPCR検査の結果、クォン・チャンフン(フライブルク)、イ・ドンジュン(釜山アイパーク)、チョ・ヒョヌ(蔚山現代)、ファン・インボム(ルビン・カザン)、およびスタッフ1人がコロナ陽性判定を受けた。

(写真提供=KFA)

こうした事態に対して、オーストリア現地で新型コロナに感染したとのではないかいう推測が多い。欧州内でも清浄地域といわれていたオーストリアは、前日の感染確定者だけでも1万人を超えるなど、状況が悪化している。

しかしキム博士は生半可な推測を警戒した。同監督はKFAに対し、「(選手およびスタッフが)合流72時間前にコロナ検査を終えたため、(韓国国内にいたときに)潜伏期を経ていたかもしれない。また、飛行機の移動中に感染した可能性もある」と言及したという。

あくまでも現在としては選手たちの健康が最優先だ。

現在、陽性判定を受けた選手4人とスタッフ1人は、それぞれ部屋に隔離されている。残りの陰性判定を受けた残りの選手たちは現地時間で11月14日8時、PCR再検査を実施することにした。再検査の結果は同日夕方、韓国時間では午前0時近くになってから出るものとみられる。

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