約2カ月ぶりにホームの復帰戦を行った大邱(テグ)FCのGKチョ・ヒョヌが、国際サッカー連盟(FIFA)の“ニュー・スーパースター”に選ばれたことについて、淡々と感想を伝えた。
チョ・ヒョヌは9月26日に大邱スタジアムで行われた慶南FCとのホーム戦を終えた後、取材陣とインタビューを行い、こう語った。
「ホーム戦をたくさんのサポーターが観にきてくれたことに感謝している。選手たちは、勝とうと準備をした。引き分けて残念だが、良い試合をして胸が一杯だ」
チョ・ヒョヌは最近、「ザ・ベスト・FIFAフットボール・アワード2018」で披露された映像に登場し、再びスポットライトを浴びた。
FIFAは、ロシア・ワールドカップで輝かしい活躍を見せた新人選手たちを再評価する映像で、ドイツ戦でスーパーセーブを連発したチョ・ヒョヌの活躍をメイン映像として公開し、“ニュー・スーパースター”と評価した。
チョ・ヒョヌも、このFIFAの映像についてよく知っている様子だった。
しかしチョ・ヒョヌは、「とてもいいことだが、ワールドカップだったというだけで、私のサッカー人生に重要な試合は多い。過ぎたことはすべて忘れた。次の試合のことだけを考えている」と、淡々と話した。
チョ・ヒョヌは、個人的な栄誉よりは韓国サッカーを広く知らせる機会となったという点には、満足感を示した。
「本当に気持ちが良かった。韓国にもこんなGKがいるということを見せたかった。これからももっと良い姿を見せなければならないと思っている」
(構成=李 仁守)