韓国の“メジャーリーガー養成機関”キウム・ヒーローズ、遊撃手キム・ハソンをMLBに輩出できるか

韓国プロ野球のキウム・ヒーローズが、アメリカ現地メディアから“メジャーリーガー養成機関”として注目を集めている。

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キウムの遊撃手キム・ハソン(24)は、今シーズン終了後に海外進出の資格を得る。

キム・ハソンは、昨年のゴールデングラブ賞授賞式でMLB挑戦の意思を明らかにしていた。球団との合意も済ませた状況であることから、シーズン終了後、ポスティングに参加する可能性が高い。

キム・ハソン

アメリカでも、「メジャーリーグ(MLB)の球団はキム・ハソンを獲得すべき」と各メディアが報じている。

キム・ハソンもMLBに進出することになれば、キウムはカン・ジョンホ(33)、パク・ビョンホ(34)に続き、3人目のメジャーリーガーを輩出することになる。

キム・ハソンの打撃能力を米メディア絶賛

今シーズン、キム・ハソンは504打数156安打29本塁打105打点で打率0.310を記録している。さらには盗塁も21回成功しており、個人通算2回目の“20本塁打&20盗塁”も達成した。

また、キム・ハソンは2年連続“100打点&100得点”も成し遂げた。これは韓国プロ野球歴代36人目であり、遊撃手で見れば通算3人目の記録だ。

このように、キム・ハソンが優れた長打力に快足を持ち合わせていることから、アメリカでも注目されるようになったのだ。

アメリカメディア『FanGraphs.com』は「MLBの各球団はキム・ハソン獲得を積極的に考慮しなければならない」とし、キム・ハソンの長所を紹介した。

同メディアは「キム・ハソンは主に遊撃手でプレーしているが、三塁手の守備も可能だ。打撃能力が優れているため、MLBに進出すれば、向こう5年は20本塁打80打点、2割後半の打率に期待できる」と、キム・ハソンの守備と打撃を集中的に分析した。

また、新型コロナウイルス感染症の影響もあって移籍市場の冷え込みが予想されるなか、5000万ドルを受け取る可能性も見通した。

そのほか、アメリカ移籍情報サイト『MLBトレード・ルーマーズ(MLBTR)』はオークランド・アスレチックスにキム・ハソン獲得を進言した。アスレチックスの主力遊撃手マーカス・セミエンがフリーエージェントの資格を獲得し、チームを離れる可能性があることから、キム・ハソンを代替選手として取り上げたのだろう。

仮にキム・ハソンがMLB進出に成功すれば、キウムは球団史上3人目の韓国人メジャーリーガーを輩出することになる。

過去、MLBでプレーした選手は合計22人で、そのうち野手は8人だ。韓国プロ野球からポスティングを利用して進出した野手の場合、カン・ジョンホとパク・ビョンホのみである。

カン・ジョンホ(左)とパク・ビョンホ

新型コロナにより、今年に入ってアメリカ国内で韓国プロ野球への関心度が高まるなか、現地メディアは特にキウムに注目した。

ESPNは「キウムは有望株育成に特化したチームだ。カン・ジョンホ、パク・ビョンホといった2人のメジャーリーガーを輩出した」と紹介。アメリカでは、キウムが“メジャーリーガー養成機関”して認知されているようだ。

今シーズン終了後、はたしてキム・ハソンはアメリカに渡ることができるのか。彼の去就に今後も注目したい。

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