昨年初の国政監査後にソン・ドンヨル監督が辞任したが、新しい司令塔とコーチングスタッフを選任することすらままならない状況だ。“専任監督制”を施行したが、日本と比較するとあまりにもお粗末な代表チームである。
マーケティングにも、天と地ほどの差がある。
日本は2年前からユニホームをはじめとする代表関連グッズをホームページで公式販売している。それに対して昨年夏のジャカルタ・アジア大会当時、韓国代表のユニホームは非売品だった。専任監督制を施行し、日本のように代表チームのブランド化を図ったが、まともなマーケティングさえ展開できなかった。
来る11月のプレミア12予選がソウルの高尺(コチョク)ドームで開かれることを踏まえると、今から準備作業が必要だ。監督やコーチングスタッフの選任と、プレミア12の興行がツートラックで緻密に行われるべきだろう。
2015年のプレミア12優勝のような奇跡は、そう簡単には起こらない。