韓国プロ野球でSKワイバーンズが球団史上最多タイの11連敗…“最多四球”の不名誉な新記録も

韓国プロ野球で、SKワイバーンズが球団史上最多タイとなる11連敗を記録した。

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SKは9月9日、キウム・ヒーローズに4-13と完敗した。この敗戦より、2000年以来20年ぶりとなる11連敗を喫した。

試合内容が良くなかった。連続失策に四球乱発と、敗北への加速ペダルを自ら踏んだ。“キウムの勝利に貢献した”ともいえる試合だった。

試合後、観客席に挨拶するSKワイバーンズの選手

監督代行は「連敗を断ち切らなければならない」と語るも…

SKは早々に自らのミスで混乱に陥った。0-0で迎えた2回、遊撃手キム・ソンヒョンと一塁手ジェイミー・ロマックが相次いでミスを犯し、3失点を重ねた。特に、ロマックは満塁の場面でホームへ悪送球し、一挙2失点の原因となった。

3-7とリードされた7回には三塁手チェ・ジョンの送球ミスで一塁走者が三塁まで進み、続くアディソン・ラッセルの犠牲フライで容易に追加点を許してしまった。

失策してうなだれた表情を見せるロマック

四球の乱発も失点に拍車をかけた。この日、キウムは先発出場した打者全員が四球で出塁するという珍しい経験をした。先発打者全員の四球は、去る2008年の斗山ベアーズ対LGツインズ戦で斗山が記録して以来、韓国プロ野球史上2度目となる。

SKは4-12で迎えた8回に同日15回目の四球を与えたことで、1試合の四球数で歴代最多を記録した。さらには後続打者も四球で出塁させたため、不名誉な新記録を16まで伸ばすことになった。

SK率いるパク・ギョンワン監督代行は「連敗を断ち切らなければならない。最大の目標だ」と強調したが、結果は悪夢のような試合内容で、連敗の脱出に失敗した。

11連敗中のSKは、球団最多連敗の新記録更新が懸念だろう。SKは次戦、9月10日にハンファ・イーグルスと対戦する。

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