韓国のサッカーファンが一番会いたい選手、行きたい都市は?旅行会社がアンケート結果発表

オンライン旅行会社のエクスペディアは最近、韓国のサッカーファン500人を対象に去る2月に実施したアンケートを基に、サッカー旅行のトレンドを発表した。

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調査結果、韓国サッカーファンの10人に4人(44.6%)は、国内外問わず好きなクラブの試合を観戦するなど、サッカー観戦を目的に旅行に行った経験があることが分かった。まだ経験が無いと答えたサッカーファン(66.4%)も、今後同様のプランを考えているという。

年代別に見ると、20代(73.2%)が旅行に最も意欲を見せていた。

観客にハートマークのポーズを見せるファン・インボム

サッカー観戦に行きたい旅行地の上位には、2018-2019シーズンのCL決勝が行われたスペインのマドリード(49.4%)をはじめ、バルセロナ(63.6%)やイギリスのマンチェスター(56%)、ロンドン(49.6%)が挙がった。

また、サッカーファンの大多数(82.8%)が現地観戦をバケットリストに入れていることがわかった。2人に1人以上が一般席よりも高いグレードのチケットを購入する(55.6%)と答えるなど、期待も示されていた。

そのほか、クラブストアでユニホームや記念品を購入したり(51.4%)、都市の代表的なスタジアムを訪問したり(49.6%)するなど、サッカーファンらしい旅行計画も立てられていた。

「好きなサッカーのためなら支出をためらわない傾向」

スタジアムの外でも多様な楽しみ方を探していることがわかった。

現地のファンと交流し、彼らの応援文化を経験できるスポーツパブ(50.6%)や、好きな選手や監督の行きつけの飲食店(17.2%)を探すという回答があった。旅行なだけに、さまざまな観光名所を見て回る計画(46.6%)も挙げられた。

エクスペディア・マーケティングチームのイ・ウンジュ・マネージャーは「サッカーファンは好きなサッカーのためなら支出をためらわない傾向を見せた」とし、「全体回答者の38.8%は、観たい試合のためなら30万ウォン(約3万円)以上のチケット費用も払えると答え、2.6%は100万ウォン(約10万円)も使えると答えた」と説明した。

実際、クラブストアを訪問したいと答えた72.8%のサッカーファンは、記念品に10万ウォン(約1万円)以上使いたいと答えていた。

ソン・フンミン

旅行で一番会いたい選手にはソン・フンミン(50.6%)が挙げられた。次点はリオネル・メッシ(26.8%)、クリスティアーノ・ロナウド(6.4%)、イ・ガンイン(3%)の順となった。

好きな選手からサインをもらうためなら、試合が終わって1時間以上待つことができる(30.8%)という回答もあった。回答者の61%は家族や恋人、友人などの知人とサッカー旅行をしたいと答えた。一方、4人に1人は「他のサッカーファンと旅行したい」と答えたり、「一人でサッカー旅行を楽しみたい」(14%)という声もあった。

回答を見ると、サッカーを最優先に考えて計画を立てるファンが多かった。

彼らは試合スケジュールに合わせて航空便を購入したり(38.8%)、会社や学校を休んで休暇を計画したり(42.4%)もした。一度の旅行で2つ以上の有名サッカー都市を訪問したり(35.6%)、スタジアムに近い宿を予約する(35.8%)と答えるサッカーファンもいた。

彼らの大半は、サッカーだけに限定した旅行ではなく、旅行先でさまざまな経験も楽しみたい(83.6%)と答えていた。

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