MLBブルージェイズのエース、リュ・ヒョンジンが復活…ピンポイント制球の“魔術師”の力

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“コリアンモンスター”が帰ってきた。トロント・ブルージェイズのリュ・ヒョンジンが開幕から3試合目でエースの威容を取り戻した。

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リュ・ヒョンジンは去る8月6日(日本時間)、米ジョージア州のトゥルーイスト・パークで行われたアトランタ・ブレーブスとの遠征試合に先発登板した。5イニング、84球を投げ、1被安打、3与四球、8奪三振、無失点の好投でチームの2-1の勝利を導いた。今シーズン、初勝利だ。

計84球の投球内容を見ると、ファストボール20球、カットファストボールを27球で、武器であるチェンジアップは32球使った。カーブは5球だった。この日の最高球速は91マイル(約147キロ)で、着実に90マイル台の球を投げて安定感を誇示した。

ただその試合、立ち上がりは不安定だった。1回裏、先頭打者ロナルド・アクーニャを四球で出塁させた。それでもダンズビー・スワンソンが打席の際に、ロナルド・アクーニャを牽制で刺すと、続く打者を連続三振で討ち取った。

2回裏には失点の危機を迎えた。最初の打者トラビス・ダーノーをサードゴロで処理した後、アダム・デュバルに内野安打を許した。続くオースティン・ライリーの打席で暴投し、1塁走者のデュバルは2塁に進出した。それでもオースティン・ライリーとヨハン・カマルゴから三振を奪い、危機を乗り越えた。

3回裏と4回裏も安定した投球を繰り広げたリュ・ヒョンジンは、5回裏にも三振2つをうがい、三者凡退でこの日の投球を終えた。

ブルージェイズ打線もリュ・ヒョンジンの肩を軽くした。2回表、ダニー・ジャンセンの犠牲フライで先制点をあげると、1-0でリードしていた5回表、2アウトからボー・ビシェットとキャバン・ビジオの連続ヒットで1点を加えた。

エース復活、「球速はさらに上がる」

リュ・ヒョンジンはこの日の好投で、ここ2試合の不振を払拭し、エースとしてのプライドを回復した。

フリーエージェント(FA)の資格で、4年8000万ドルの大型契約を交わしてブルージェイズのユニホームを着たリュ・ヒョンジンは、チーム内でエースの役割を引き受けた。しかし7月25日に行われたタンパベイ・レイズとの開幕戦は、4.2イニング3失点と振るわず、7月31日のワシントン・ナショナルズ戦でも4.1イニング5失点。防御率は8.00まで上昇した。

「新しい気持ちで明日の試合に臨みたく、きちんと髪を切った」と心を引き締めたリュ・ヒョンジンは、シーズン3度目の登板で完璧な投球を見せた。

ここ2試合とは違い、ブレーブス戦のリュ・ヒョンジンの制球は鋭かった。特にカットファストボールとチェンジアップの制球が素晴らしかった。 5イニング間、8奪三振を記録した原動力だ。

投げた84球のうち、ストライクは52球。ストライクゾーンの端に鋭く入るボールに、ブレーブス打者は手が出ない様子だった。リュ・ヒョンジンは試合後、「前の試合よりもチェンジアップ、ファストボール、カットファストボールなどが良くなった。球速も過去の登板より上がったが、例年のレベルまで引き上げなければならない。球速は少しずつ上がると思う。うまくいっている」と述べた。

リュ・ヒョンジンが自らの実力を取り戻すためには、長時間は必要なかった。ピンポイント制球の“魔術師”リュ・ヒョンジンに、スランプは似合わない。

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