アジア人初の記録を達成し続けるソン・フンミン…もはやケインに代わるトッテナムの“No.1スター”か

ソン・フンミン(28・トッテナム)が、アジア人を代表してプレミアリーグに新たな歴史を築いている。

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去る7月13日(日本時間)、プレミアリーグ第35節でトッテナム対アーセナルの“ノースロンドンダービー”が行われた。

この試合でソン・フンミンは先発出場し、1ゴール1アシストの活躍でチームを2-1の逆転勝利に導いた。

今シーズン7人目の偉業…もう一つの“アジア人初”も

アーセナル戦での1ゴール1アシストによって、ソン・フンミンはプレミアリーグでアジア人として史上初めて“10ゴール10アシスト”を達成する快挙を成し遂げた。

(写真提供=ロイター/アフロ)ソン・フンミン

彼は2017-2018シーズンに公式戦通算18ゴール11アシストを記録していたが、プレミアリーグ単体では今回が初だ。

今シーズンここまでプレミアリーグで“10ゴール10アシスト”を達成したのは、ソン・フンミンとマンチェスター・シティのケヴィン・デ・ブライネ(11ゴール18アシスト)の2人のみ。

欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)全体を見ると、ほかにはバルセロナのリオネル・メッシ(22ゴール20アシスト)、レアル・ソシエダのミケル・オヤルサバル(10ゴール10アシスト)、ドルトムントのジェイドン・サンチョ(17ゴール16アシスト)、バイエルン・ミュンヘンのセルジュ・ニャブリ(12ゴール10アシスト)、ボルシア・メンヒェングラートバッハのアラサヌ・プレア(10ゴール10アシスト)しかいない。

ソン・フンミンは、今シーズンの欧州5大リーグ7人目の“10ゴール10アシスト”達成者となった。

さらに、ソン・フンミンはアジア人初の4シーズン連続プレミアリーグ2桁得点に成功した。

彼は2016-2017シーズンで14得点を挙げると、2017-2018シーズン、2018-2019シーズンでどちらも12得点をマーク。そして今シーズン、アーセナル戦のゴールで10得点目を記録し、“4シーズン連続2桁得点”という偉業を成し遂げた。

去る2015年夏にトッテナム加入以降、ソン・フンミンは「リーグ2桁得点」「公式戦通算20得点」「2度の月間MVP受賞」「最優秀ゴール」とアジア人として数多くの新たな歴史を築いている。

ソン・フンミンのゴールはチームに勝利をもたらす?

ソン・フンミンは、トッテナムのキャプテンを務めるハリー・ケインに代わりチームを代表する“No.1スター”に生まれ変わったといっても過言ではない。

(写真=共同取材団)アーセナル戦で同点弾を決め、チームメイトから祝福されるソン・フンミン

今シーズンの公式戦通算得点でいえばケインの方が多い。ソン・フンミンは17得点(プレミアリーグ10ゴール、FAカップ2ゴール。チャンピオンズリーグ5ゴール)を挙げた一方で、ケインは19得点(プレミアリーグ13ゴール、チャンピオンズリーグ6ゴール)を挙げた。

だが、彼らが得点した試合の結果を見ると明暗が分かれる。

ケインが得点した15試合では約半分の8勝にとどまった一方、ソン・フンミンが得点した13試合のうちトッテナムは10試合で勝利を手にしている。

なかでも、プレミアリーグ単体を見るとソン・フンミンが得点した8試合では7勝1分と無敗を貫いている。

プレミアリーグの枠を超え、欧州屈指のストライカーの1人に名乗りを上げたソン・フンミン。今シーズンは右腕骨折による離脱や新型コロナウイルス感染症による中断もあったが、それらのアクシデントを跳ね除ける活躍ぶりを披露している。

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