Jリーグでも活躍したホン・ミョンボが、ペレに“サイン入りユニホーム”をプレゼントしたワケ

かつてベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)や柏レイソルで活躍した元韓国代表DFホン・ミョンボ(51)が、サッカーの王様ペレの記念イベントに韓国を代表して参加した。

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ホン・ミョンボは最近、ペレ財団からペレの1970年メキシコW杯優勝及び80回目の誕生日を記念して開催される“#pelegacy”イベントへの参加要請を受けた。

このイベントは、ペレ本人が世界のサッカーレジェンドを直接選び、彼らから財団に送られてきたサイン入りユニホームを社会貢献活動に活用するといった内容だ。

これまでにもフランス代表FWキリアン・エムバペ(21)や元イタリア代表DFマルコ・マテラッツィ(46)、元ブラジル代表MFジーコ(67)らが参加している。

(写真提供=DJマネジメント)サイン入りユニホームを手にするホン・ミョンボ

ホン・ミョンボは自身を象徴する背番号20番の韓国代表ユニホームにサインをし、ペレ財団に送った。

ホン・ミョンボとペレのつながりは?

ペレとホン・ミョンボの縁は約20年近く前にさかのぼる。

ホン・ミョンボは2002年日韓W杯前、ペレとともにグループ抽選会に参加した。また、2004年に国際サッカー連盟(FIFA)創立100周年を記念しペレが“偉大なサッカー選手100人”を自らの手で選出した際、ホン・ミョンボも選ばれていた。

ペレは“サッカーの王様”とも呼ばれる史上最高のレジェンドだ。ワールドカップでは1958年スウェーデン大会、1962年チリ大会、1970年メキシコ大会と3度ブラジル代表を優勝に導いた。

今回のイベントは、ペレの1970年W杯優勝50周年を記念して企画された。また、今年10月に80歳となるペレの誕生日を祝う意味も込められている。

ホン・ミョンボはアジアを代表するディフェンダーとして名を馳せた。2002年W杯では韓国のベスト4進出に貢献し、ブロンズボールを受賞した。チャ・ボムグン(67)とならぶ136試合の代表戦出場記録は、今も破られていない。

引退後は韓国代表監督やクラブチームの監督を経て、2017年から韓国サッカー協会の専務理事を務めている。

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