元Jリーガーのアン・ビョンジュンが3戦4ゴールの活躍ぶり!「感覚が良い」【独占インタビュー】

3試合4ゴール。かつて川崎フロンターレなどでプレーしたアン・ビョンジュン(30・水原FC)が、今シーズンの韓国Kリーグ2(2部)で得点を量産している。

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アン・ビョンジュンは北朝鮮代表選出経験もある在日コリアン3世で、2019シーズンから水原FCでプレーしている。

昨年3月31日の第4節大田シチズン(現・大田ハナシチズン)戦でKリーグ初出場を飾ると、デビューゴールも決めていた。

しかし、加入前から抱えていた右ひざの負傷が彼を苦しめた。

元々開幕直後の3試合はリハビリのため試合に出場できず、リーグ後半戦はまともにプレーもできなかった。前半戦に16試合8得点という活躍を見せたが、シーズンを完走することはできなかった。

MVPにも選出される活躍ぶりを披露

そんなアン・ビョンジュンだが、2年目を迎えた今シーズンは順調な滑り出しを見せている。

去る5月9日、ホームで行われた大田との開幕戦で決めた直接フリーキック弾から、アン・ビョンジュンの“ゴールショー”が始まった。

16日の第2節安山グリナース戦では先制点を挙げ、24日の第3節忠南牙山FC戦では2得点を記録。第3節はKリーグ2のMVPにも選出された。

得点量産の秘訣を本人は「昨シーズンを通じて筋力が足りないと感じ、オフは重点的にウェイトトレーニングを行った。今はコンディションとゴール感覚のどちらも良い。先週は特に感覚が良かった」と明かす。

水原FCを指揮するキム・ドギュン監督は、選手に“動き”を強調したプレーを求める。

「ゴール前の動きは自律に任せるが、常にゴール前でどう攻撃陣と連携を取るか考えている」と話すアン・ビョンジュンは、「監督がどんな動きを望んでいるのかを考えながら動いている。普段から攻撃の状況をイメージトレーニングしている」と話した。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)アン・ビョンジュン​​​​​​

アン・ビョンジュンは「90分間通してパフォーマンスが良くてもゴールが決まらないときもあれば、パフォーマンスと関係なくゴールできるときもある」と語る。自身のポジションであるフォワードの話だ。

「ただ、フォワードは良いプレーとゴールを同時に見せなければならない」と、フォワードならではの難しさにも言及している。

アン・ビョンジュンは本日(5月27日)行われる第4節で4試合連続ゴールを狙う。対戦相手は、ここまで1勝2分と攻撃的サッカーで無敗を貫いている慶南FCだ。

最近の活躍を受け、韓国メディアからは「人民ハーランド」「人民ロナウド」「第二のチョン・テセ」と呼ばれているアン・ビョンジュン。まずは今日の慶南FC戦で4戦連続弾を決めてくれることに期待したい。

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