未成年へ性的暴行容疑の韓国の五輪メダリスト、“永久除名”が決定

大韓柔道会が、2008年北京五輪の柔道銀メダリストであるワン・ギチュン(31)を永久除名した。

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5月12日、大韓柔道会は大韓体育会大会議室で開催した第4回スポーツ公正委員会を通し、未成年への性的暴行容疑で大邱地方裁判所に送致され捜査中のワン・ギチュンに対し、重い懲戒に当たる「永久除名及び削除」を決定した。

「永久除名及び削除」が認められた理由を、スポーツ公正委員会は次のように明かしている。

「善導と教育の義務及び責任がある指導者として、性的自己決定権が微弱な未成年者を相手に不適切な関係を結んだことが認められ、これによって今この時間にも第一線で柔道活性化のために尽力している全国の体育館指導者及び柔道人に深い喪失感を与えた」

ワン・ギチュンは2009年にも女性暴行の疑いで警察に立件されていた

ワン・ギチュンは2008年北京五輪の柔道男子73kg級で銀メダルを獲得した。世界柔道選手権の2007年リオ大会と2009年ロッテルダム大会では優勝、2010年広州・アジア大会では銀メダルを首にかけるなど、当時の韓国柔道の代表的選手だった。

この日、ワン・ギチュンはスポーツ公正委員会に出席せず、書面で釈明したという。

加えて、大韓柔道会は先月17日に泥酔状態で車を後進させ、飲酒運転の容疑で在宅起訴された女子代表選手Aの懲戒レベルも決定した。

大韓柔道会は「倒れている酔っ払い客の搬送のため緊急出動した救急車の進入のため、駐車場から約1m後方に移動した点を情状酌量の事由として認めたが、飲酒運転をした行為自体は禁止事項を違反したものとみている。軽懲戒に当たる“けん責”とともに、今後再発時には加重懲罰すること」を議決した。

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