4万人が怒り…強姦、暴行、飲酒運転で「人間ゴミ医大生」事件とされる経緯と結末とは?

2020年05月04日 社会

ガールフレンドに性的暴行を加え、飲酒運転をして事故を起こした全北(チョンブク)大学の医学部生の退学が確定した。

全北大のキム・ドンウォン総長は5月4日、懲戒対象者である医科大学4年生のA氏(24)に対する除籍処分を承認したと発表した。

これに先立ち、医科大学の教授会は教授会議を開き、A氏に対する除籍を議決し、総長に処分執行を申請していた。

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在学生に対する懲戒は、謹慎と有期停学、無期停学、除籍の4段階に分けられるが、退学を意味する除籍は最も重い処分だ。

A氏は懲戒が確定したことで、韓国国内の医科大学と医学専門大学院を卒業した者に受験資格が与えられる医師国家試験が受けられなくなった。

ただ、かつて性犯罪を犯して退学となったソウルのある大学の医大生が、再び受験して他大学の医科大学に入学した事例はある。

A氏は2018年9月3日午前、全州のあるワンルームでガールフレンドに暴力を振るい、性的暴行を加えた容疑で起訴され、最近、裁判所で懲役2年、執行猶予3年の判決を受けた。A氏は裁判を不服として上訴した。

A氏はまた昨年5月11日、酒に酔って自分の乗用車を運転していたところ、信号待ちの車に衝突し、相手の運転手と同乗者を傷つけた。

このような事実が知られると、最近、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の国民請願掲示板には「強姦、暴行、飲酒運転の医大生は医者になってはいけません」というタイトルの請願が掲載され、この請願文には現在までに約4万1000人が同意した。

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