サッカー韓国代表キャプテンのソン・フンミンに「あなたの子どもを妊娠した」と脅迫し、金品を要求した男女2人が起訴された。
【写真】“性病”かかった状態で女性と行為→感染→出場停止の韓国人選手
ソウル中央地検・刑事3部(チェ・スンホ部長検事)は6月10日、20代の女性ヤン氏を恐喝および恐喝未遂の容疑で勾留中に起訴し、共犯の40代男性ヨン氏も恐喝未遂の容疑で在宅起訴した。
2人は昨年6月、ソン・フンミンに胎児のエコー写真を送りつけ、「ソン・フンミンの子どもを妊娠した」と暴露すると脅迫し、3億ウォン(日本円=約3177万円)を恐喝した疑いがある。
これに対し、ソン・フンミンは自身の社会的名声やスポーツ選手としてのキャリアが損なわれることを懸念し、ヤン氏に3億ウォンを支払ったという。
しかしその後も、ヤン氏らは今年3月から5月にかけて「妊娠と中絶の事実をメディアや(ソン・フンミンの)家族に暴露する」と脅迫を続け、追加で7000万ウォン(約741万円)を要求した。これを受けてソン・フンミン側が警察に告訴状を提出し、捜査が始まった。
ソン・フンミン側は、「ソン・フンミンの子どもを妊娠した」と主張したヤン氏から脅迫被害を受けたとして、去る5月7日に告訴状を提出した。
その後、ソウル江南(カンナム)警察署は同月14日に2人を逮捕し、翌15日に拘束令状を申請。検察は当初、ヨン氏の単独犯行と見られていた恐喝未遂についても、ヤン氏が共謀していた事実を確認し、起訴内容に含めた。
◇ソン・フンミン プロフィール
1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。2021-2022シーズンにアジア人初のプレミア得点王に輝き、2023-2024シーズンよりキャプテンを務める。愛称は「Sonny(ソニー)」。
■ソン・フンミン父が「息子はワールドクラスじゃない」と断言する理由
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