テキサス・レンジャーズが“韓国の大谷翔平”と契約か。韓国高校球界の“二刀流”キム・ソンジュンが話題だ。
全米野球記者協会(BBWAA)に所属するフランシスコ・ロメロ記者は5月9日(日本時間)、自身のSNSで「“韓国の大谷”と呼ばれる二刀流選手のキム・ソンジュンが、テキサス・レンジャーズと契約合意に達したと関係者が確認した」と伝えた。
同期者によると、契約は身体検査を控えている段階で、契約金は推定130万ドル(日本円=約1億8936万円)になるという。
キム・ソンジュンは2007年5月1日生まれの18歳で、光州(クァンジュ)第一高校の野球部に所属する高校3年生だ。2年時の昨年から“二刀流”として注目を集め、投手では150km超えの速球を投げ、打席でも非凡な才能を示していた。
2025年の公式戦成績は、投手として7試合に登板し2勝1敗、防御率1.13、33奪三振。打者としては10試合で打率0.333、1本塁打、8打点、出塁率0.400、長打率0.590を記録している。
最近では、5月8日に行われた「黄金獅子旗全国高校野球大会」2回戦の徳寿(トクス)高校戦で打者として2打数1安打(三塁打)、2四球、1打点、2得点をマーク。投手としても1回を投げて2奪三振、無失点を挙げた。試合は10-0で光州第一高が5回コールド勝ちし、来る11日の3回戦に駒を進めた。
キム・ソンジュンは以前から、メディアとのインタビューを通じて「可能であれば、大谷翔平選手のようにプロでも“二刀流”に挑戦したい気持ちがあります。10勝・10本塁打を記録したいです」と、“二刀流”への意欲を語ったことがある。
実際、昨年11月には本サイト提携メディア『OSEN』に対し、「韓国人として初めて“二刀流”に挑戦したいです。大谷翔平選手のことはたくさんチェックしていて、スポーツの面でも学びたいことが多いですが、常に成長しようとするマインドが本当に素晴らしいです。そういった点を多く学びたいと思います」と、大谷への憧れも語っていた。
(記事提供=OSEN)
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