韓国Kリーグ2(2部)の仁川(インチョン)ユナイテッドは3月14日、日本人FW西条将太の加入を発表した。背番号は94番で、登録名は「ショータ」となる。
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西条は2006年2月1日生まれ、大阪府出身の19歳。桃山学院高校を卒業後、2024年に韓国・ソウルの漢陽(ハニャン)大学に進学し、同年の韓国大学サッカーリーグ「Uリーグ」では14試合6ゴールを記録した。
そして今回、大学を中退してプロ入りを果たすことになった。
192cmの長身を誇る西条は、空中戦の強さはもちろんのこと、体格に似合わぬスピードも持つ前線の有望株なだけに、仁川の攻撃陣に厚みをもたらすものと期待している。
西条は入団に際し、「仁川という素晴らしいクラブに入団することができてとても嬉しいです。たくさん学んでコミュニケーションをして、クラブに貢献したいです」とコメントした。
メディカルチェックなどの入団手続きはすべて完了しているため、西条は直ちにチーム練習に合流し、プロデビューに向けて準備を進める。
なお、仁川で日本人選手がプレーするのは、2004年に在籍した前園真聖氏(51)、2015年に在籍した和田倫季(30、タンジョン・パガー)に続き史上3人目となる。
仁川を率いるのは、現役時代にセレッソ大阪やサガン鳥栖に在籍し、指導者として鳥栖、C大阪、ジェフユナイテッド市原・千葉で指揮を執ったユン・ジョンファン監督。昨季はKリーグ1(1部)の江原(カンウォン)をクラブ史上最高成績の2位に導き、自身も年間最優秀監督に輝いたが、今季から2部降格した仁川を率いている。
また、チームには元モンテディオ山形のGKミン・ソンジュン(25)、元ヴィッセル神戸の元モンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ(33)などのJリーグ経験者が在籍しているほか、元大宮アルディージャのイ・ホがコーチ、元徳島ヴォルティス・ヘッドコーチのアベルが戦術コーチを務めている。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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