韓国にいち早く戻ったプロ野球の外国人選手「アメリカの知人に羨ましがられる」【現地取材】

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「最も大切にし、愛しているのは、野球と家族だ。その2つにおいて最善の判断をしたと信じている」

韓国プロ野球LGツインズの外国人投手タイラー・ウィルソン(30)が、新型コロナウイルスの世界的な混乱のなかで、チームに合流した感想を話した。

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去る3月22日にアメリカから韓国に入ったウィルソンは、3月24日に新型コロナの検査を受けた。3月25日に陰性を確認し、翌26日に蚕室(チャムシル)球場で行われたチーム練習に合流した。

先立って3月7日の沖縄キャンプを終え、アメリカに帰ったウィルソンは「当時、球団にアメリカ行きを強く要求したわけではなかった。球団運営陣と今後のスケジュールについて話し合い、開幕日が決まっていないだけに、それが決まるまで故国にいても大丈夫との意見をもらった。アメリカでは個人練習しながら、家族と安全に過ごした」と振り返った。

3月26日、インタビューに応じるタイラー・ウィルソン

アメリカの知人から羨ましがられる

当時、シーズン開幕日が決まり次第、韓国に戻る予定だったウィルソンだが、計画よりも早い時点で韓国の地を踏んだ。

彼は「誰もが知っているように、状況が大きく変わった。韓国はとても賢く機敏に対処した。みんながマスクを使っている。一方、現在アメリカではマスクを買うこととさえ難しい。ひどい混乱に直面している。韓国の人々は、誇りを感じてもいいと思う」と語った。

ウィルソンは、自分がアメリカの知人から羨ましがられているとも説明した。

彼は「韓国はチームで練習もして、このように記者会見もある。野球選手が野球をしている。アメリカでは想像もできないことだ。アメリカの友人に私が今現在していることを話すと、信じられないという反応を見せる」と微笑んだ。

さらにウィルソンは「私が最も大切にし、愛しているのは、野球と家族である。その2つにおいて最善の判断をしたと信じている。自分の職業である野球に忠実でありながら、家族の安全も守りたい。現在、妻と子供たちは義父や義母と一緒にアメリカにいる。安全に隔離されている。毎日連絡をとりながら、家族も韓国に来る時点を話すことになると思う」と述べた。

(写真提供=LGツインズ)タイラー・ウィルソン

「大きな目標を持っている」

混乱する状況でも、チームの戦力に対して強い自信を表わした。

昨年のポストシーズンで、弱点であるクイックモーションを修正してランナーを制したウィルソンは、「KBOリーグはレベルの高い選手がベストを尽くして競争する舞台だ。当然、選手たちは毎日、より発展できるように努力しなければならない。発展しなければ生存できない」と話した。

そして「ひとまず今は、コンディションを引き上げることに集中する計画だ。シーズンに入ったとき、昨年より成長した姿を見せられるように準備していきたい」と誓った。

なおLGツインズが優勝候補に挙げられていることについて、「今年でLGの3年目だ。でも私自身も、以前とは違った印象を受けている。選手たちが自信を持っている。以前より互いによく知り、呼吸もよく合う。チームがさらに団結した感じを受ける。みんなが大きな目標を持ってシーズンを準備している」と自信をのぞかせた。

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