韓国代表に選ばれていた元ガンバ大阪のDFクォン・ギョンウォン(32、ホール・ファカン・クラブ)が、負傷の影響で招集を辞退した。
韓国サッカー協会(KFA)は8月30日、クォン・ギョンウォンが左ふくらはぎ負傷、DFキム・ムンファン(29、大田ハナシチズン)が左内転筋負傷により韓国代表を辞退することを発表した。
また、2人の代替選手として、DFチョ・ユミン(27、シャールジャFC)とDFファン・ジェウォン(22、大邱FC)を招集することも伝えた。
KFAは「2人は深刻な負傷ではないが、代表期間に最上のコンディションで試合に出場することが難しいと判断され、代替選手を招集した」と、招集選手交代の理由を説明した。
2023年シーズン限りでガンバ大阪を退団したクォン・ギョンウォンは、今季前半戦を韓国Kリーグ1(1部)の水原(スウォン)FCでプレーした後、夏にUAEのホール・ファカン・クラブに移籍。8月25日に敵地で行われたアル・アインとのUAEリーグ開幕戦にも先発フル出場していた。試合は1-5で大敗している。
代表では、今年3月の北中米W杯アジア2次予選で約1年ぶりの復帰を果たし、6月の2次予選でも引き続き選出。ホン・ミョンボ新監督の初陣となる9月の北中米W杯アジア最終予選のメンバーにも選ばれていたが、惜しくも負傷で辞退することとなった。
なお、韓国代表は9月のW杯アジア最終予選で、5日にホームのソウルワールドカップ競技場でパレスチナ代表、10日にアウェイのスルタン・カーブース・スポーツコンプレックスでオマーン代表と対戦する予定だ。
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