町田オ・セフン＆名古屋ハ・チャンレ初招集！韓国代表、新旧Jリーガー多数選出の最新メンバー23人

2024年05月27日サッカー #サッカー韓国代表 #韓国人Jリーガー

6月のW杯予選に挑むサッカー韓国代表メンバーが発表された。

韓国サッカー協会（KFA）は5月27日、6月に行われる北中米W杯アジア2次予選グループCの2試合を戦う韓国代表メンバー23人を発表した。

正監督が未だ決まらず、3月に続き6月も暫定体制でW杯予選を戦う韓国代表。

3月は当時U-23代表監督のファン・ソンホン氏が暫定指揮を執ったが、今回は現役時代にヴィッセル神戸でも活躍し、直近ではシンガポールのライオン・シティ・セーラーズを率いたキム・ドフン氏が暫定監督を務める。

また、元柏レイソルのパク・ゴナ（朴建夏）氏がアシスタントコーチ、元神戸、横浜FC、ザスパ草津（現・ザスパ群馬）のチェ・ソンヨン氏がコーチとして合流する。

新旧Jリーガー多数選出

今回発表された23人では、キャプテンのFWソン・フンミン（31、トッテナム）を筆頭にMFイ・ガンイン（23、パリ・サンジェルマン）、MFイ・ジェソン（31、マインツ）、ファン・インボム（27、ツルヴェナ・ズヴェズダ）など欧州組の主力が順当に招集された一方、新戦力も多数選出。

Jリーグで活躍するFWオ・セフン（24、FC町田ゼルビア）とDFハ・チャンレ（29、名古屋グランパス）をはじめ、MFペ・ジュノ（20、ストーク）、DFパク・スンウク（27、金泉尚武）、DFファン・ジェウォン（21、大邱FC）、DFチェ・ジュン（25、FCソウル）、GKファン・インジェ（30、浦項スティーラーズ）の7人がA代表初招集となった。

また、3月のW杯予選を負傷欠場したFWファン・ヒチャン（27、ウォルヴァーハンプトン）とFWオム・ウォンサン（25、蔚山HD FC）が再び名を連ねたほか、2023-2024シーズンのAFCチャンピオンズリーグ（ACL）王者に輝いたMFパク・ヨンウ（30、アル・アイン）がアジアカップ以来に代表復帰。

さらには、元京都サンガF.C.、ジュビロ磐田、ヴィッセル神戸で現在はサウジアラビアでプレーするMFチョン・ウヨン（34、アル・ハリージュ）が、約1年3カ月ぶりに代表復帰を果たした。

そのほか、Jリーグ組ではGKソン・ボムグン（26、湘南ベルマーレ）が選出。Jリーグ経験者では、元ガンバ大阪のDFクォン・ギョンウォン（32、水原FC）、元アルビレックス新潟のDFキム・ジンス（31、全北現代モータース）とDFイ・ミョンジェ（30、蔚山HD FC）が選出された。

一方で、前回の3月W杯予選からはDFキム・ミンジェ（27、バイエルン・ミュンヘン）やFWチョ・ギュソン（26、ミッティラン）、DFキム・ヨングォン（34、蔚山HD FC）、DFソル・ヨンウ（25、蔚山HD FC）、FWチョン・ウヨン（24、シュツットガルト）などが外れた。

キム・ドフン監督はメンバー発表に際し、以下のようにコメントしている。

「時間が差し迫っている状況で大きな変化をもたらすのは難しい事情があるが、既存の主力選手の負傷やコンディション面を考慮し、代替選手を用意しなければならないという判断から、コーチングスタッフと深度ある会議を通じてメンバーを構成した」

「新しい選手が多数合流するが、既存の代表選手たちは技量の面でどんな選手とも連携を上手く会わせられる能力がある。戦術的な準備をしっかりして、今回の2試合で新旧調和できるようにしたい」

また、一部主力選手の負傷については、「キム・ミンジェは最近のリーグ戦で痛めた左足首の状態が良くなく、正常なトレーニングと試合出場が難しいという選手側の要請があった。チョ・ギュソンも、これまで痛みが続いていたという右膝の手術を今回の招集期間に行う予定のため、選手側の事情を受け入れて今回の招集に呼ばないことを決めた」と説明した。