日本と対戦するU-23韓国代表で、セルティックのMFヤン・ヒョンジュン(21)が招集不可となった。
韓国サッカー協会(KFA)は4月5日、U-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選)に出場するU-23韓国代表のメンバー23人から、ヤン・ヒョンジュンがチームの事情により招集不可能になったと発表した。
なお、ヤン・ヒョンジュンの代替選手として、仁川(インチョン)ユナイテッドのMFホン・シフ(23)が招集された。
ホン・シフは2001年1月生まれの23歳で、所属する仁川では主にウィングバックやウィングとしてプレー。
昨年11月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージでは横浜F・マリノス相手に先制ゴールを決める活躍を披露し、今季も4月3日の第5節光州(クァンジュ)FC戦で初アシストを記録している。
ファン・ソンホン監督率いる現在のU-23韓国代表にも2021年11月に初招集を受けており、今年3月に行われたU-23西アジア選手権にも出場していることから、適応には問題がない見通しだ。
一方、チーム事情により合流が断念されたヤン・ヒョンジュンは、2002年5月生まれの21歳。今年1~2月にはアジアカップに出場した韓国A代表のメンバーに選出され、準々決勝オーストラリア代表戦は準決勝ヨルダン代表戦などでプレーした。
U-23韓国代表では、2022年6月に行われた前回のU-23アジアカップで大岩剛監督率いるパリ五輪世代の日本代表と対戦経験があった。
大会前からメンバー変更を余儀なくされたファン・ソンホン監督率いるU-23韓国代表は、本日(5日)にも韓国を出国する。U-23アジアカップに向けてUAE・ドバイで直前キャンプを実施し、10日より開催地カタールに入国する。
パリ五輪出場権がかかるU-23アジアカップでは、上位3カ国が本大会にストレートイン。4位国は大陸間プレーオフに進出し、アフリカU-23ネイションズカップ4位国のギニアと本大会出場をかけて対戦する予定だ。
U-23アジアカップのグループステージでは、17日にUAE、19日に中国と対戦し、22日の最終節で大岩監督率いる日本と戦う予定だ。
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