“ノーゴール”のスランプを7試合ぶりに脱したソン・フンミン(27・トッテナム)が、チームメイトに花を持たせた。
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1月23日(日本時間)、トッテナムはプレミアリーグ第24節ノリッジ・シティ戦を2-1で勝利した。
リーグ戦で5試合ぶりに勝ち点3を得たトッテナム(勝ち点34)は暫定6位に浮上し、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位チェルシー(勝ち点40)との差を縮めた。
先発出場したソン・フンミンは1-1で拮抗していた後半24分に決勝弾を挙げ、チームを勝利に導いた。このゴールにより、ソン・フンミンは昨年12月8日の第16節バーンリー戦以降1カ月以上も苦しんだ“ノーゴール”のスランプからついに抜け出した。
ノリッジ戦のゴールで、ソン・フンミンはシーズン11ゴール目(リーグ戦では6ゴール目)を記録した。
試合後、ミックスゾーンで取材に応じたソン・フンミンは、「難しい試合だったが皆が良く耐えてくれた。ゴールがどれだけ良いことか。苦しい時期にゴールを決められて嬉しいし、チームを勝利に導かなければならない責任も感じている」と語った。
そして、「チームメイトのサポートと犠牲があったからこそのゴールだ。自分の欲よりも、チームにポジティブな結果をもたらすことが重要だ」と同僚を称えた。
トッテナムとしてもゴールと勝利が必要だった。エースのハリー・ケインが負傷離脱したことで、ノリッジ戦前までリーグ3試合連続無得点に終わるなど、エース不在による得点力不足に悩まされていた。
だが、ノリッジ戦の2ゴールによって、久しぶりに勝ち点3を獲得した。加えて、トッテナムはようやくリーグ戦で2020年初勝利を得られた。
ソン・フンミンは「大事な選手が抜けたから、自分のゴールでチームを助けたかった。遅くはなったがようやく新年初勝利を得た」と述べた。
また、「運が続かないときもあり、満足できるパフォーマンスをいつも発揮することは難しいが、勝つことは重要だ。今日の勝利がチームを上位に引き揚げる原動力になれば良い」と強調した。
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