韓国女子ゴルファーが好む合宿地“最新トレンド”を徹底調査!2位はアメリカ、では人気No.1は…?

2024年02月29日 ゴルフ #韓国女子ツアー

日本では本日(2月29日)より行われる「第37回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」から2024年の女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーが開幕するが、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーは翌週の3月7日より新シーズンが始まる。

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選手たちは新シーズンに向けて、冬のオフシーズンは海外で合宿を行うことが多い。彼女たちにとって、冬の期間は技術を高め、身体的にも成長的にも成長を図る重要な時期だ。

そこで今回、2024年の韓国女子ツアーを代表する“顔”となる「第16代KLPGA広報モデル」に選ばれた選手たちがどこで合宿を行ったのかを調べ、彼女たちの意気込みを聞いてみた。

東南アジアからアメリカまで…人気No.1は?

まず、全12人の「第16代KLPGA広報モデル」で最も多くの選手が合宿地として選んだのがタイだ。半数近い5人の選手がタイに飛んで汗を流した。

昨シーズン、パワフルな長打でゴルフファンを魅了して2勝を記録したパン・シンシル(19)のほか、ファン・ユミン(20)、イ・ガヨン(24)、イム・ヒジョン(23)、チェ・イェリム(24)が温暖な気候と快適な練習環境で有名なタイを選択した。

パン・シンシルはタイでの合宿を振り返り、「ショートゲームやパットだけではなく、得意技の長打をより一層引き立たせることができる“ティーショット精度”を高めるためにも多くの練習をした」とコメント。

「ツアー2年目となる2024年シーズンは、起伏なく着実に大会を戦うのが目標であるだけに、仕上げを良くしてゴルフファンの方々と再びお会いしたい」と決意を伝えた。

今季復活を狙うイム・ヒジョンは、タイのサイアムCCで合宿をし先日帰国。「冬の間はずっとバックスイングで下半身を固定する練習にまい進してきた。また、120m以内のショット精度をを高める練習をたくさんした」とし、「2024年シーズンは体調を崩さず、元気にシーズンを完走することが目標だ。一つ一つこなしていくので、多くの関心と応援をお願いしたい」と付け加えた。

第16代KLPGA広報モデル
(写真提供=KLPGA)

キム・ミンビョル(20)、パク・キョル(28)、ホ・ダビン(25)は合宿地にアメリカを選んだ。

特に、2023年シーズン新人王のキム・ミンビョルは「スイングやコースマネジメントのような技術的な部分だけでなく、体力トレーニングも本当に頑張った」と冬季合宿を回想しながらも、「最も大きな目標は当然、初優勝だ。昨シーズン足りないと感じた部分を補い、心構えも新たにした。昨年よりも良い姿をお見せしたい」と意気込みを語った。

このほか、2023年シーズンに3冠(大賞、賞金女王、平均ストローク1位)を達成したイ・イェウォン(21)はオーストラリアに発ち、自身が足りないと感じたショートゲームの練習に多くの時間を割いた。

また、昨季に約2年半ぶりとなる通算4勝を記録したパク・ヒョンギョン(24)は、大賞、上半期優勝、メジャー大会優勝という今季3つの目標を達成すべくベトナムで汗を流した。

通算2勝目を狙うユ・ヒョジュ(26)は、韓国国内で体力トレーニングとスイング強勢を中心に練習。生涯初優勝を目指すキム・ジェヒ(23)はマレーシアで合宿し、自身の弱点と捉えるパット練習にすべてを注力したという。

第16代KLPGA広報モデル
(写真提供=KLPGA)

「第16代KLPGA広報モデル」の12人のほか、今季シード権と高いシード順位を保有した選手たちは、来週に迫った2024年シーズン開幕戦に向けて最後の調整に励んでいる。

3月7日から10日にかけて行われる「ハナ金融グループ・シンガポール女子オープン」では、はたしてどの選手が先に笑うことになるかに注目したい。

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