大谷翔平(29、ロサンゼルス・ドジャース)と“ポスターで共演”した韓国プロ野球の若手投手が、当時の驚きを語った。
キウム・ヒーローズの投手チャン・ジェヨン(21)は2月11日、キャンプ地の台湾出国前に仁川(インチョン)国際空港で取材に応じた際、「自分も気になっている。なぜ自分がそこにいるのか…」と首をかしげながら語った。
チャン・ジェヨンが言及したのは、来る3月に韓国で開催される「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」のポスターのことだ。
ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスが来韓する同シリーズでは、3月17~18日にスペシャルゲームとして計4試合、20~21日にMLBの2024年シーズン開幕2連戦が行われる。
スペシャルゲームでは、MLB2球団の対戦相手として韓国プロ野球のキウムとLGツインズ、そして若手中心の韓国代表「チーム・コリア」が参加する。
そこで、同シリーズのプレゼンテーションパートナー、マーケティングパートナー、主管放映権者を務める韓国のストリーミングサービス『Coupang Play』が公開したポスターには、大谷やパドレスのキム・ハソン(28)、韓国代表のウォン・テイン(23、サムスン・ライオンズ)などが大きく写るなか、キウムからはチャン・ジェヨンと内野手ソン・ソンムン(27)が登場していたのだ。
このポスターに「自分より野球が上手い先輩はたくさんいるのに…」とこぼしたチャン・ジェヨンは、「(ともにポスターに写ったソン・)ソンムン先輩とも話したが、“ただ写っただけだ”と言っていた」と笑った。
キウムは「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」のスペシャルゲームで、3月17日にドジャースと対戦する。試合は12時より、ソウルの高尺(コチョク)スカイドームで行われる。
大谷のほか山本由伸(25)らを擁するドジャース、ダルビッシュ有(37)や松井祐樹(28)らを擁するパドレスが来韓するとあって、日本でも注目を集める同シリーズは、韓国であっという間にチケットが完売となった。
チャン・ジェヨンは自身がポスターに入っていることに依然として疑問を表しつつも、「頑張ります!」と力強い意気込みを語っていた。
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