“韓国の大谷翔平”「大谷に本当に会いたい」と1軍入りに意気込み、二刀流2年目のテーマは?

韓国プロ野球、キウム・ヒーローズのキム・ゴンヒ(19)が、大谷翔平への強い憧れを語った。

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投打兼業の“二刀流”でプレーしていることから、「韓国の大谷」と呼ばれるキム・ゴンヒ。デビューシーズンだった昨年は投手、打者の両方で大きなインパクトを残すことはできなかったが、キウムが大事に育てている有望株だ。

2023年に入団した彼は、投手としては3試合に登板して2イニング5失点の成績を残している。2イニングの間に6本の安打を許し、このうち2本がホームランだった。一方、打者としては9試合で打率0.182、11打数2安打を記録した。しかし、今はまだスタート地点に過ぎない。

キム・ゴンヒ
(写真提供=OSEN)キム・ゴンヒ

2月11日、台湾・高雄での春季キャンプに参加するため、仁川(インチョン)国際空港に訪れたキム・ゴンヒは、取材陣に対して「大谷翔平に本当に会いたいけど、(韓国で開催されるドジャースとの練習試合の時)僕は1軍にいるかわからないから…」と弱気な言葉を口にした。そのため、短期的な目標は「ドジャース戦の時、1軍エントリーに含まれること」だという。

キウム・ヒーローズは3月17日、ロサンゼルス・ドジャースと練習試合を行う。この試合には、1軍の精鋭メンバーが出場するものと予想される。

大谷翔平
(写真提供=OSEN)大谷翔平

ただ、キム・ゴンヒの野球人生はドジャースとの練習試合が最終目標ではなく、二刀流への挑戦は続く。ただ、「投手により集中したいとチームに話した。監督たちからも頑張ってみろと言われた」と明らかにした。

実際、投手として投げる方が楽だという。「誰かは僕に、“上手な方を選びなさい”と言うが、投手として2軍で多く投げるとやりがいが増えそうなので、その方がもっと楽だと思う」と話した。

平均球速も大幅に上昇したという。「昨年は151kmまで上がり、平均休息も大きく上がった。平均は146~147kmを行き来している。それで自ら前向きに考えている」と微笑んだ。

昨年は新人だったが、今や後輩も入り、立派な先輩になった。「上手な後輩たちがたくさん入ってきたので、学ぶことがありそうだ。僕にも役に立つだろう」と謙虚な姿勢を見せ、「後輩たちが僕にプロ生活のアドバイスを求めているが、僕以外のもっと上手な先輩たちに求めてほしいと言っている」と笑った。

そして最後に「今年の目標は1軍で30イニングを投げること。昨年より成長した姿をお見せしたい。今年がチャンスのような気もする。日々を大事にしている」と意気込みを語った。

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