ダルビッシュ有(37)とサンディエゴ・パドレスで同僚の韓国人内野手キム・ハソン(28)が、恐喝・脅迫被害と関連して告訴状を提出したなか、被告訴人の素性が明らかになった。
キム・ハソンは最近、後輩A選手から恐喝・脅迫の被害を受け、告訴状を提出したという事実が伝えられた。
これについて『OSEN』が取材した結果、被告訴人のA選手は元野球選手の2世ではなく、一軍登板記録のない無名投手であることがわかった。
キム・ハソンはメジャー進出前、とある飲み会でA選手と口論になった末、掴み合いの喧嘩に発展したという。
その後、キム・ハソンは事態を収拾するためA選手に示談金を支払ったが、A選手がその後も引き続き金品を要求してきたため、恐喝及び脅迫の疑いでA選手を告訴した。
キム・ハソンの所属事務所サミット・マネジメントは、「報道されたようにキム・ハソン選手は後輩選手から継続的な恐喝・脅迫を受けたが、これに対し告訴状を提出し、昨日付で警察署に出席し、告訴人調査を終えた」と公式立場を伝えた。
また、「現在事件が捜査中の関係で、詳しい内容を申し上げにくい点をご了承いただきたい。今後の捜査進行経過により、具体的な立場を伝えられるようにする。併せて、事実関係が確認されていない部分に関しては、報道は自省していただくことを丁重にお願いしたい」と明らかにした。
なお、キム・ハソンは2023年シーズンのメジャーリーグで152試合に出場し、打率0.260(538だ通140安打)、17本塁打、60打点、84得点、38盗塁を記録。ゴールドグラブ賞においてナ・リーグのユーティリティ部門に選出された。
アジア人がゴールドグラブ賞を受賞するのはイチロー氏以来であり、内野手に限れば初という快挙を達成した。
(記事提供=OSEN)
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