横浜F・マリノスとACLで激突する仁川(インチョン)ユナイテッドが、Kリーグ1(1部)のラウンドベストチームに選出された。
Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、11月24~25日に行われたKリーグ1第37節、26日に行われたKリーグ2第39節(最終節)のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第37節MVPは、仁川のFWパク・スンホ(20)だ。
パク・スンホは11月24日、仁川サッカー専用競技場で行われた蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)戦で先発出場し、後半5分に仁川の先制点かつ自身のKリーグ初ゴールを決める活躍を披露した。
仁川は同日、パク・スンホの先制ゴールを皮切りにFWホン・シフ(22)、DFオ・バンソク(35)が追加点をマーク。2連覇を達成した今季Kリーグ1王者の蔚山を3-1で下し、ベストチームにも選ばれた。
なお、仁川は本日(11月28日)、ホームの仁川サッカー専用競技場で横浜FMとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループG第5節を戦う。同試合が仁川の2023年シーズンのホーム最終戦となる。
ベストマッチは、11月25日に江陵(カンヌン)総合運動場で行われた江原(カンウォン)FC対水原(スウォン)FCの試合だ。
同日の試合は、ユン・ジョンファン監督率いる江原が前半19分に元湘南ベルマーレのFWイ・ジョンヒョプ(32)のゴールで先制。後半37分にはDFキム・ジンホ(23)が追加点をマークし、江原が2-0の勝利を収めた。
Kリーグ2第39節のMVPは、富川(プチョン)FC 1995のFWアン・ジェジュン(22)だ。
アン・ジェジュンは、11月26日に富川総合運動場で行われた全南(チョンナム)ドラゴンズ戦でハットトリックを記録し、チームを4-1の勝利に導いた。
試合は前半21分にブラジル人FWバルディビア(29)のPKで全南が先制するも、37分に元サガン鳥栖のブラジル人DFニルソン(31)もPKを成功させ、小見川が同点に追いつく。
その後、アン・ジェジュンが後半15分、32分、アディショナルタイムと連続得点し、富川が3点差の逆転勝利を達成した。
この試合はベストマッチに選ばれ、勝利した富川はベストチームに選出された。
富川は同日の勝利でKリーグ2の5位の座を守り、入れ替え戦進出をかけたKリーグ2準プレーオフへと進出することになった。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:イ・ホジェ(浦項スティーラーズ)、イ・ジョンヒョプ(江原FC)
MF:ソン・ミンギュ(全北現代モータース)、アラバエフ(江原FC)、バサニ(水原三星ブルーウィングス)、パク・スンホ(仁川ユナイテッド)
DF:チェ・ウジン(仁川ユナイテッド)、カン・トゥジ(江原FC)、オ・バンソク(仁川ユナイテッド)、ホン・シフ(仁川ユナイテッド)
GK:イ・チャングン(大田ハナシチズン)
―Kリーグ2
FW:パク・ミンソ(慶南FC)、アン・ジェジュン(富川FC 1995)、ヤゴ(FC安養)
MF:イ・ドンス(FC安養)、チェ・ハンソル(安山グリナース)、キム・ヒョンウク(金泉尚武)
DF:チュ・ヒョヌ(FC安養)、ニルソン(富川FC 1995)、キム・ジョンホ(安山グリナース)、イ・ユヒョン(金泉尚武)
GK:キム・ジュンホン(金泉尚武)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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