サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有(37)と同僚の韓国人内野手キム・ハソン(28)が、米メジャーリーグで快挙を成し遂げた。
MLB機構が11月6日(日本時間)に発表した2023年のゴールドグラブ賞では、キム・ハソンがナ・リーグのユーティリティ部門で選出された。
韓国人選手がMLBのゴールドグラブ賞を受賞するのは今回のキム・ハソンが初。アジア人選手としてはイチロー氏に続き史上2人目で、内野手としてはアジア人選手史上初の快挙だ。
キム・ハソンはナ・リーグの二塁手部門とユーティリティ部門でノミネート。二塁手部門ではニコ・ホーナー(26、シカゴ・カブス)とブライソン・ストット(26、フィラデルフィア・フィリーズ)、ユーティリティ部門ではムーキー・ベッツ(31、ロサンゼルス・ドジャース)とトミー・エドマン(28、セントルイス・カージナルス)とともに最終候補に入っていた。
2023年シーズンのキム・ハソンは攻守で存在感を発揮し、キャリアハイを記録。特に守備では鉄壁の技量を見せつけ、ワールドクラスとも評された。
二塁手として106試合、三塁手として32試合、遊撃手として20試合に出場するなど、パドレスの内野を担ったキム・ハソン。守備率(守備機会に対してエラーをしなかった確率)は二塁手では0.991でチーム1位を記録したほか、三塁手でも0.986、遊撃手でも0.986と大活躍を見せた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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