杭州アジア大会に出場中の男子バレー韓国代表が、大会初勝利を収めて辛うじて決勝トーナメント進出を決めた。
韓国(世界ランキング27位)は9月21日、杭州アジア大会・男子バレー競技グループC第2節でカンボジアにセットカウント3-0(25-23、25-13、25-15)で勝利した。
前日の第1節では、世界ランク73位のインド相手にセットカウント2-3の“衝撃敗”を喫していた韓国。それでも2戦目で白星を挙げ、1勝1敗のグループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。
韓国はインド戦敗北の衝撃もあってか、アマチュアレベルのカンボジア相手に第1セット序盤は苦戦を強いられた。終盤まで接戦を繰り広げるほど、簡単ではない試合をしていた。
ただ、辛うじて第1セットを奪取して以降は比較的簡単に試合を進めていった。第2、第3セットは大きなピンチもなく試合をコントロールし、シャットアウトの勝利に成功した。
カンボジア戦ではチョン・ジソク(28)が両チーム最多得点の11得点を記録。そのほか、キム・ミンジェ(20)が10得点、イム・ドンヒョク(24)が9得点、キム・ギュミン(32)が8得点を記録した。
グループステージ敗退という“最悪の惨事”をなんとか回避した韓国。本日(22日)行われる決勝トーナメント1回戦ではグループD1位通過のパキスタン(世界ランク51位)と対戦する。
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