大谷翔平に「故意死球」発言の韓国投手が“大炎上”…セーブ失敗でわずか19球降板の悲劇

WBC前に大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)への故意死球を匂わせる発言で物議を醸した韓国人投手が、国内プロ野球の試合で“炎上”し敗れた。

【注目】韓国投手、「大谷に故意死球」発言で大炎上

4月30日、蚕室(チャムシル)球場では韓国プロ野球KBOリーグのKIAタイガース対LGツインズの試合が行われ、ビジターのKIAが12-8で勝利。

KIAはLG相手に3戦全勝を飾るとともに5連勝を達成し、10チーム中5位タイに。一方、3連敗を喫したLGは3位とした。

コ・ウソク、“19球”で降板

試合は4回を除くすべての回でいずれかのチームが得点するという乱打戦となった。

LGは6回終了時点で5-4と1点リードしていたが、7回から8回にかけてリリーフ登板したイ・ジョンヨン(27)とチョン・ウヨン(23)がKIA打線に捕まり、一挙4失点で5-8とリードを許す。

それでも、同じ8回に打線の奮闘で8-8の同点に追いついたLGだが、8回途中から登板したクローザーのコ・ウソク(24)も9回に猛打を浴びた。

コ・ウソクは先頭打者から2者連続四球で無死一、二塁とし、3人目ファン・デイン(27)の左前適時打で1失点すると、4人目ソクラテス・ブリトー(30)に痛烈な右中間越えの3点本塁打を打たれた。

これで点差は8-12の4点差に。コ・ウソクはわずか0.1回で3被安打(1被本塁打)、2四球、4失点(自責点4)という乱調ぶりで、19球だけ投げて途中降板した。

結局、LGはコ・ウソクが喫した4点差を巻き返せず、ホームで残念な敗北となった。セーブに失敗したコ・ウソクは敗戦投手となった。

何より、昨季に防御率1.48の42セーブでKBOセーブ王に輝いた絶対的守護神コ・ウソクの降板直後、一塁側のスタンドを埋め尽くしていた観客たちが一斉に帰り出した光景が印象的だった。

本塁打を浴びて呆然とするコ・ウソク

コ・ウソクは今年3月に行われた2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の大会前、大谷に対し“故意死球”を匂わせる発言をして国内外で非難を浴びた。

当時、コ・ウソクは韓国メディアとのインタビュー内で放った「真ん中に投げて(大谷が)ホームランを打つのかという考えが先に浮かんだ。本当にいざマウンドに上がったとき、投げるところがなければ、痛くないところに当てなければならない。(塁に)出して、次の打者と勝負する」という発言を指摘されていた。

こうした騒動もあって日本でも注目を集めていたコ・ウソクだが、肝心のWBC本大会では一度も登板することがなかった。というのも、大会直前の3月6日に行われた強化試合で負傷したからだ。

コ・ウソクは当時、京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ戦で7回途中から登板。同回を無失点で切り抜けるも8回途中に肩の違和感を訴え、トレーナーがマウンドに駆け付け状態を確認した結果、プレー続行が困難と判断されて降板を余儀なくされた。登板からわずか12球での途中降板となった。

オリックス戦当時、負傷降板するコ・ウソク

試合後、大阪市内の病院で実施した検査では「単純な筋肉痛」と診断されていたが、大会を終えて韓国帰国後に行ったMRI検査では、右肩の回旋筋腱板の筋肉痛の一つである棘上筋に炎症があると診断を受けた。

このため、シーズン開幕前からリハビリ軍での回復と2軍での調整を経た後、今月18日のNCダイノス戦から1軍に復帰していた。

コ・ウソクは4月30日時点まで6試合に登板。5.2回を投げて1勝1敗2セーブ、防御率6.35、10奪三振、5被安打(1被本塁打)、4四球の4失点としている。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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