ソン・フンミンがゴール後に見せる“ハートマーク“は誰に向けたもの? 本人に聞いてみた

ソン・フンミン(27・トッテナム)は10月23日に行われたツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)とのUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第3戦で、前半16分と44分にゴールを決め、チームの5-0の大勝に貢献した。

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10月2日のバイエルン・ミュンヘン戦に続くCL2戦連続ゴールとなったソン・フンミンは、プレミアリーグを含む今シーズン5得点目(プレミアリーグ2得点、CL3得点)を記録した。

この試合で、ソン・フンミンはゴールを決めるたびに指でハートマークを作り、観客席に披露していた。このゴールセレブレーションは、4月に本拠地トッテナム・スタジアムが新築された際も、外壁に大きく展示されたことで話題を呼んでいた。

だが、今回の“ハートセレモニー”はソン・フンミンにとって普段以上に特別なものだったという。

試合後のミックスゾーンで、ソン・フンミン本人が説明してくれた。あのハートセレモニーは、ソン・フンミンが欧州へと渡った10年前から苦労をかけている、親へのプレゼントだったという。

「父と母は、子ども1人のために英国へと渡り苦労した。僕に唯一できることは、ピッチで優れた姿を見せることだけだ。そして、ゴールを決めたときには親への感謝を表現しようと考え、指でハートマークを作ったんだ」と、ゴールセレブレーションの意味を語った。

昨シーズン、ソン・フンミンは生涯最高のシーズンを送ったものの、11月中旬まではノーゴールに苦しんだ。だが、今シーズンは違う。トッテナムをけん引するエースとして、チームを何度も窮地から救っている。

そのときに決めるゴールが、愛のあるハートセレモニーへとつながっている。

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