韓国プロ野球KBOリーグを代表する“看板打者”が、自身通算3度目のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する。
4年ぶりに韓国代表入りを果たしたチェ・ジョン(35、SSGランダース)のことだ。韓国を代表する“ベテラン大砲”は、WBCが単なる国際大会ではないことをよく知っている。目標はベスト4、その上の優勝だ。
「現在のKBOで最高の三塁手は誰か」と問われたとき、真っ先に上がる名前がチェ・ジョンだ。通算429本塁打の数字は、現役時代に読売ジャイアンツなどで活躍したイ・スンヨプ(現・斗山ベアーズ監督)の通算467本塁打に次いでKBO歴代2位の記録である。
ただ、400本塁打以上を放った打者で出場試合数が2000試合を突破しているのは、KBOではチェ・ジョンが唯一だ。