撮影後に行われたインタビューで、ソン・フンミンは「多くの方々がロンドンの天気が憂鬱だと思っているが、僕はロンドンの天気が好きだ。全般的に雰囲気が美しい都市だ」と、ロンドンで過ごす日常に対する満足感を示した。
また、スタジアム現地まで訪れて自身を応援してくれる韓国のサッカーファンに対しては、「とても力になる。特に、トッテナムのホームで試合をするときは韓国の方が特に多くみられるが、応援が本当に肌で感じられる。イギリスという遠いところでプレーしているとは思えないほどだ」と述べ、感謝の気持ちを表した。
開幕が間近に迫ったカタールW杯で、韓国代表の試合を観戦する国民にどこを重点的に見てほしいかを問うと、ソン・フンミンは「コンディションによる変数はあると思うが、良いパフォーマンスを発揮することは選手たちの役目だ。ただ、選手たちは期待に応えるために、見えないところで本当に多くの努力をしているこということを一度考えてもらいたい。これまでも多くの応援を送ってくださっているが、すべての選手を激励してもらいたい」と、韓国代表キャプテンらしく堂々としたコメントを伝えた。
そして最後に、「キャプテンを務めながら、人間としても選手としても本当に多くのことを学んだ。怖い瞬間にも恐れることなく引っ張っていかなければ、多くの人と前に進むことはできない。これからはさらなる高みに向かっていける人になりそうだ」と答え、今後への期待を増幅させた。
なお、ソン・フンミンの別の撮影カットやインタビューは、『ELLE KOREA』12月号とウェブサイトを通じて見ることができる。
◇ソン・フンミン プロフィール
1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けていた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。愛称は“Sonny(ソニー)”。