ただ、ファン・ウィジョが早期にカタール入りをできたのには理由がある。
というのも、オリンピアコスは14日2時30分(日本時間)、W杯前最後のリーグ戦となる第13節のAEKアテネ戦を控えているが、そこでファン・ウィジョはメンバーから外されたからだ。
このため、メンバーに選ばれたファン・インボムよりも一足早く、ファン・ウィジョはカタールに向かうことを決めた。
かつて2017~2019年にガンバ大阪で活躍した後、ボルドーを経て今季にノッティンガム・フォレストからのレンタル移籍でオリンピアコスに加入したファン・ウィジョ。
ただ、新天地ではリーグ戦5試合無得点、UEFAヨーロッパリーグ6試合無得点と苦しい戦いが続いており、リーグ戦では直近2試合でベンチ外となっている。
そのため、試合感覚などのコンディションが憂慮される状況ではあるが、ファン・ウィジョにとってカタール大会は自身初のW杯となるだけに、大一番に向けて気持ちを高めているはずだ。
なお、ファン・ウィジョと同じ13日にはMFイ・ガンイン(21、マジョルカ)が到着する。以降、FWファン・ヒチャン(26、ウォルバーハンプトン)、ファン・インボム、DFキム・ミンジェ(25、ナポリ)、MFイ・ジェソン(30、マインツ)、FWチョン・ウヨン(23、フライブルク)が14日にカタールに到着する予定だ。
また、パウロ・ベント監督をはじめとするスタッフ陣のほか、国内でキャンプを行っていたアジア組の選手たちは、14日未明にカタールへ出発する。
眼窩骨折の手術を受けてリハビリ中のFWソン・フンミン(30、トッテナム)は韓国代表で最も遅い16日にカタール入りする予定だ。
■【写真】「そりゃ惚れる」ファン・ウィジョと破局した年上美人アイドル