カタールW杯開幕まで2週間を切ったなか、韓国サッカー協会(KFA)が左目周辺の骨折(眼窩骨折)による手術を受けた韓国代表FWソン・フンミン(30)の状態をめぐり、所属チームのトッテナムとコミュニケーションを取り続けている。
韓国代表を率いるパウロ・ベント監督は、今月3日にソン・フンミンが手術を受けるというニュースを聞いた直後、コーチ陣などと緊急会議を開き、悩みを話し合ったという。
ただでさえ、ソン・フンミンとともに代表の攻撃をけん引するFWファン・ウィジョ(30、オリンピアコス)、FWファン・ヒチャン(26、ウォルヴァーハンプトン)が所属チームで苦戦していただけに、絶対的エースであるキャプテンの負傷には心配も大きかった。
その後、ソン・フンミンがイギリス現地で手術を無事に終えたという知らせが届いたが、安心するにはまだ早い。
いくらソン・フンミンの回復力が優れたとしても、「骨折」は術後の回復時期を見極めるのが難しいからだ。