韓国プロゴルフ(KPGA)コリアンツアーの大会中、試合進行要員に暴言を吐いたキム・ハンビョルに協会から懲戒が下された。
韓国プロゴルフ協会は10月24日、「京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市のKPGA本社で賞罰委員会を開き、キム・ハンビョルに罰金1000万ウォン(日本円=約100万円)及びコリアンツアーのクオリファイイングトーナメントファイナルステージにおけるフォアキャディのボランティア活動40時間の懲戒を下した」と発表した。
キム・ハンビョルは、9月29日から10月2日にかけて行われたコリアンツアー「現代海上チェ・キョンジュ・インビテーショナル」において、10月2日の最終ラウンド途中にフォアキャディに暴言を吐き、同日に賞罰委員会に回付された。
当時、キム・ハンビョルはボールを探していたフォアキャディに「教育を受けなかったのか」「金をもらって働いているのにそんなことをするのか」などの暴言を吐いた。
それにとどまらず、ラフでショットが気に入らないとゴルフクラブを折るなど、非紳士的な行動が物議を醸した。
賞罰委員会は、キム・ハンビョルに賞罰委規定懲戒量定基準6番「エチケット違反でゴルフファンのひんしゅくを買ったり、協会または他会員の威信を失墜させたりした場合」を適用。
罰金1000万ウォンに加え、キム・ハンビョル自身にフォアキャディのボランティア活動40時間を与えるという懲戒を下し、反省を要求した。
なお、賞罰委員会に出席したキム・ハンビョルは、「私の分別がなく、思慮深くない行動と不適切な言動で心の傷を負った方々にもう一度心から謝罪を申し上げます」とし、「ファンの皆様と物心両面で助けてくださった協会関係者、同僚、先輩後輩の皆様、スポンサー会社にもお詫び申し上げます」とコメント。
また、「今回の件で私に大きく失望した方々のことを考えると、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。私に送ってくださった叱責を深く心に刻み、二度とこのような無責任な行動を繰り返さないように自省します。失われた信頼を回復し、より成熟した選手に生まれ変わることができるよう、自分ができる最大限の努力を尽くし、今後責任感のある正しい選手になります。改めて、このようなことで傷ついたすべての方々心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
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