現代自動車は特に、乗用・RV運営車両全体の約50%にあたる226台を、「アイオニック 5」「G80電動化モデル」「GV70電動化モデル」「ソナタHEV」「コナHEV」「ツーソンHEV」などのエコカーで支援する。
商用エコ運用車両の場合、電気バスである「エレクシティ」を10代提供する。
今回、現代自動車がFIFAに提供する車両のうち、乗用・RVはVIP及びスタッフ搭乗用途で、商用は各国選手団及びメディアの搭乗用途に使用される。
現代自動車は、2022年カタールW杯支援車両の故障または事故時の迅速な対応のため、リアルタイムで車両管制サービスを運営する。
現代自動車は運営中の車両をリアルタイムでモニタリングし、事故や故障発生時にこれを感知し、サービス部門に直ちに通知を送る。その後、車両入庫や緊急出動、修理及び事故対応などを直ちに支援する。
また、現代自動車は大会の全期間、迅速な車両サービスのため、サービスと品質部門の職員で構成された「品質状況室」を組織し、FIFAの車庫に常駐する。
このほか、電気自動車のバッテリー放電対応のため、「アイオニック 5」カスタム車両による充電サービスを提供する。
FIFAは電気自動車の円滑な運営のため、カタール・ドーハ市内に位置する運営車両車庫に100kWまたは150kW級の電気自動車充電器を設置し、大会期間中に運営を担当する。
現代自動車の関係者は、「今回の2022年カタールW杯運営車両の提供は、ワールドカップ史上初のエコカー支援ということに意義がある」とし、「現代自動車は炭素中立実現のために持続的に努力し、先頭に立つ」と伝えた。
なお、カタールW杯は11月21日から12月19日(いずれも日本時間)まで開催される。
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