イ・ドングッのメンターともいえるチェ・ガンヒ監督の中国移籍が決定した。チーム内外で激変の時期に入る可能性が高い。イ・ドングッの進退も不透明だ。イ・ドングッは現役生活続行の意志が強い。全北現代と再契約する意思もある。しかし問題は、新監督の意見だろう。
チェ・ガンヒ監督在籍中は、心配がなかった。チェ・ガンヒ監督は「年齢をいわれなければ誰にもわからないほど、コンディションが良い」とイ・ドングッを絶賛。指導者の全幅的な信頼のもとで39歳になったイ・ドングッは、今季も13ゴールを決め、チーム最多得点者の座を守っている。実力に疑いの余地はないだけに、チームの状況が気になるところだ。
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いずれにしてもイ・ドングッの500試合出場は、記念すべきことだ。同い年のパク・ドンヒョクが指導者としての生活をしている時期に、イ・ドングッは20歳年下のディフェンダーと体をぶつけながらゴールを決めている。実力はもとより、スター性、話題性の面でも、彼を凌駕する選手はKリーグにはいない。
(構成=呉 承鎬)