元G大阪ファン・ウィジョ、“得点王”からの刺激で1年ぶりゴール狙う…監督はブラジルへの雪辱に自信

「良いチームがあれば、できるだけ早く移籍したい」

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ブラジル戦を控えたサッカー韓国代表FWファン・ウィジョ(30、ボルドー)が、自らの去就について気兼ねなく語った。

ファン・ウィジョが現在所属するボルドーは、21-22シーズンのリーグ・アンで最下位となり、来季は2部で戦うことが決定している。ファン・ウィジョは今季、リーグ31試合に出場して11ゴール2アシストを決め、チーム内最多得点者だった。

20-21シーズンに36試合で12ゴールを決めていた彼は、2シーズン連続2桁得点に成功したが、シーズン終盤には6試合連続で沈黙。チームの降格は防げなかったが、ファン・ウィジョを望む1部クラブは多いと予想されている。

ファン・ウィジョはブラジルとの親善試合を翌日に控えた本日(6月1日)、坡州(パジュ)NFCで取材陣とのテレビインタビューを通じて、「未来のことは誰も知らない。現在としては(6月の国際Aマッチ)4試合で最善を尽くすことだけに努力する」としながらも、「良いチームがあれば、できるだけ早く移籍して適応する時間があることを願う」と、移籍について口を開いた。

(写真提供=韓国サッカー協会)パウロ・ベント監督(左)と、ファン・ウィジョ

代表でのチームメイトで“同い年”のソン・フンミン(29、トッテナム)が、世界最高峰のイングランド・プレミアリーグ(EPL)で得点王を獲得したことも、ファン・ウィジョにとっては新たなモチベーションとなったようだ。

しかしファン・ウィジョの言葉通り、まずは目の前の代表4連戦(ブラジル、チリ、パラグアイ、エジプト戦)に集中しなければならない。

パウロ・ベント監督就任後、最多の13ゴールを決めているファン・ウィジョだが、代表では1年間も沈黙が続いている。2021年6月5日に行われたトルクメニスタン戦での得点が最後だ。

また危なげなく本大会行きを決めたワールドカップ最終予選でも、9試合に出場したが無得点と振るわなかった。そのためFIFAランキング1位の“カナリヤ軍団”ブラジルとの国際Aマッチ、4連戦の初戦で、名誉挽回を狙っているようだ。

ファン・ウィジョはリーグ・アンで、ネイマール、マルキーニョス(PSG)らブラジルの主力と幾度となく戦い、その実力を肌で感じてきた。「ブラジルは強くて良い選手が多く、リーグで戦った経験がある。我々も十分に脅威的なチャンスを作ることができると思う」とし、「持っているものをすべて注ぐ」と約束した。

(写真提供=韓国サッカー協会)ファン・ウィジョ(中央)

そしてインタビューに同席したベント監督は、「ブラジルのクオリティはよく知っている」とし、「攻守のすべての過程で全力を注ぎ、韓国選手の実力と特徴を生かして試合を準備した」と話している。

プレミア得点王ソン・フンミン、2季連続2桁特得点のファン・ウィジョというアタッカー陣に比べ、キム・ミンジェ(25、フェネルバフチェ)、パク・ジス(27、金泉尚武)などが負傷で抜けた守備陣に対しては、「誰が代替代わりかは、明日わかるだろう」と多くを語らなかった。

なおベント監督は3年前、UAEでブラジルと対戦し、0-3で敗北したことがある。「3年前は(負けたが)よく競った。攻撃で良い場面もあったし、守備も実は多くの機会を許したわけではない」とし、「今回の韓国の戦略は少し違うだろう。特に(主力選手が抜けたことで)変わった守備プロセスに最善を尽くさなければならない」と強調し、自信を見せた。

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