5月29日、「JR東日本カップ2022第96回関東大学サッカーリーグ戦」第7節、筑波大学と東洋大学の試合が行われた。
角昂志郎のPKで前半7分に先制した筑波大学だったが、東洋大学の室井彗佑のスピードに対し「わかっていたけどやられた」と筑波大学の小井土正亮監督。
結局、前半35分に縦パスからゴール前に抜け出した室井彗佑に同点ゴールを許すと、直後の38分にもロングフィードから縦に抜け出した室井彗佑にシュートを打たれると、ゴールキーパーにはじかれたボールを自ら回収し、最後は高柳郁弥のゴールをお膳立てされた。
このゴールが決勝点となり、東洋大学が2-1で勝利を収めた。
東洋大学の井上卓也監督は、室井彗佑について「本来の特徴を最大限出せている」と評価。
「もう2、3点取っていればもっと良い評価だったが、守備のところでもきちっとハードワークしてくれている。そのなかで、ここぞというところの攻撃としては非常に効果的だった」と説明していた。
(文=玉 昌浩)
前へ
次へ