7連勝で『ROAD FC』チャンピオンはもちろん、日本の総合格闘技団体『RIZIN』まで狙うつもりだ。
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韓国の“ラッパー兼ファイター”イ・ジョンヒョンが来る7月23日、日本のファイター秋葉太樹相手に8連勝に挑戦する。19歳の青年が32歳のベテランに勝つことになれば、タイトルマッチも可視化すると専門家は予想する。
イ・ジョンヒョンは7月23日、原州(ウォンジュ)総合体育館で開かれる『GOOBNE ROAD FC 061』に出場する。
打撃やグラウンドなどに長けた秋葉は、イ・ジョンヒョンがこれまで対戦したファイターと比べて試合経験が多く、老練な相手だ。イ・ジョンヒョンとしては真のテストの舞台になるものとみられる。
2020年に『ARC』を通じてデビューしたイ・ジョンヒョンは、現在まで7連勝をマーク。2021年には『ROAD FC』新人賞を受賞するなど、国内には敵がいないという評価を受けている。
特に、今月14日に大邱(テグ)で行われた『ROAD FC 060』ではキム・ソンオ(山本聖悟)をKOで破り、「僕は韓国の“格闘の天才”だ。だから、日本の“格闘の天才”である那須川天心と対決したい。天心に自信があるなら『ROAD FC』に来たら良いだろう。それか、僕が『RIZIN FF』に行くよ」と大胆な宣戦布告をしたことで話題を集めた。
イ・ジョンヒョンの強みは打撃だ。体重が-57kgに制限されたフライ級でKOが出ることは珍しいが、イ・ジョンヒョンは7連勝のうち4試合をKOで勝利した。判定勝ちの3試合も、審判が全員一致の圧倒的な試合内容を披露した。
166cmと決して大きくない体格であり、身体条件で相手よりも不利な状況が多いなか、イ・ジョンヒョンは実力ですべての劣勢を跳ね返してきた。はたして秋葉相手にも勝ち星を挙げることができるのか、7月の対戦を楽しみに待ちたい。
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