5月11日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、8日に行われたKリーグ1(1部)第11節、7日と9日に行われたKリーグ2(2部)第14節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表。
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そこで、Kリーグ1第11節MVPには蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)のFWオム・ウォンサン(23)が選ばれた。
オム・ウォンサンは5月8日、アウェーの江陵(カンヌン)総合運動場で行われた江原(カンウォン)FC戦で1ゴール2アシストの活躍を披露し、蔚山現代の3-1の勝利に貢献した。
この日、オム・ウォンサンは0-1と江原FCにリードされた前半25分にFWキム・ミンジュン(22)との交代で途中出場。
すると、同27分にブラジル人FWレオナルド(24)の同点弾をアシストし、続く同34分にはDFソル・ヨンウ(23)のアシストから左足のボレーシュートで逆転ゴールをマーク。そして同45分、右サイドからの正確なクロスでレオナルドの2点目を演出し、自身2アシスト目を達成した。
同日の江原FCと蔚山現代の試合は、江原FCのMFキム・デウ(21)の先制ゴールを含む計4ゴールが飛び交い、第11節のベストマッチに選ばれた。
また、痛快な逆転勝利を収めた蔚山現代はリーグ首位の座を守り、第11節のベストチームに名を連ねた。
ベストイレブンでは、2018年にレンタル移籍でセレッソ大阪でもプレーしたスペイン人DFオスマル(33)が選出された。
オスマルはホームのソウルワールドカップ競技場で行われた水原(スウォン)FC戦にセンターバックで先発出場し、後半17分にヘディングゴールで先制ゴールをマークした。なお、試合はFCソウルが3-1で勝利している。
Kリーグ2第14節MVPは釜山(プサン)アイパークのMFイ・サンホン(24)だ。
イ・サンホンは5月9日、釜山アジアド主競技場で行われた釜山と忠南牙山(チュンナム・アサン)FCの試合で2ゴールを記録し、釜山の3-1の勝利に貢献した。
第14節のベストマッチは、9日に大田(テジョン)ワールドカップ競技場で行われた大田ハナシチズンと金浦(キムポ)FCの試合だ。この試合は両チーム合計8ゴールが飛び交う乱打戦の末、4-4の引き分けに終わった。
第14節のベストチームは富川(プチョン)FC 1995だ。富川は7日、富川総合運動場で行われた全南(チョンナム)ドラゴンズとの試合で、0-1とリードされた状況でも安定した試合運びを見せ、2-1の逆転勝利を生み出した。
ベストイレブンでは、元ギラヴァンツ北九州のDFアン・ヨンギュ(32、光州FC)が名を連ねていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
―Kリーグ1
FW:チュ・ミンギュ(済州ユナイテッド)、グスタヴォ(全北現代モータース)
MF:セシーニャ(大邱FC)、コ・ヨンジュン(浦項スティーラース)、キ・ソンヨン(FCソウル)、オム・ウォンサン(蔚山現代)
DF:ソル・ヨンウ(蔚山現代)、オスマル(FCソウル)、パク・スンウク(浦項スティーラース)、ユン・ジョンギュ(FCソウル)
GK:キム・ドンジュン(済州ユナイテッド)
―Kリーグ2
FW:パク・ジョンイン(釜山アイパーク)、ユン・ミンホ(金浦FC)
MF:イ・サンホン(釜山アイパーク)、チョン・ホヨン(光州FC)、ハン・ジホ(富川FC 1995)、ソン・ソギョン(金浦FC)
DF:チョ・ヒョンテク(富川FC 1995)、アン・ヨンギュ(光州FC)、ヴァレンティノス・シエリス(釜山アイパーク)、チェ・ビョンチャン(富川FC 1995)
GK:キム・ギョンミン(光州FC)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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