4月7日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、4月5~6日に行われたKリーグ1(1部)第8節、Kリーグ2第9節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表。
そこで、Kリーグ1第8節MVPには浦項(ポハン)スティーラースのキャプテンを務めるMFシン・ジンホ(33)が選ばれた。
シン・ジンホは4月6日、浦項スティールヤードで行われた浦項対水原(スウォン)FCの試合で、優れた活躍とともに1ゴールを記録し、浦項を2-0の勝利に導いた。
この日の試合で先発出場したシン・ジンホは、中盤での戦いで完璧に水原FCを制圧し、浦項の攻守をつなぐ役割を果たした。また、後半32分にはペナルティエリア手前から右足で強烈なミドルシュートを放ち、得点を記録。シーズン初ゴールとともに浦項の完勝に貢献した。
この試合での活躍により、シン・ジンホは今季初のMVPに名を連ねた。
Kリーグ1第8節のベストマッチには、6日にソウルワールドカップ競技場で行われたFCソウル対江原(カンウォン)FCが選ばれた。試合は江原FCがFWキム・デウォン(25)の2ゴールでリードするも、FCソウルが集中力を失わず、FWナ・サンホ(25)とMFハン・スンギュ(25)の得点で追いついたことで、劇的な2-2の引き分けに終わった。
また、ベストチームには金泉尚武(キムチョン・サンム)が選ばれた。金泉尚武は6日、炭川(タンチョン)総合運動場で行われた城南(ソンナム)FCとの試合で、FWキム・ギョンミン(25)、FWチョ・ギュソン(24)、DFパク・ジス(27)がゴールを記録し、3-0の完勝を収めた。
Kリーグ2第9節のMVPには、大田(テジョン)ハナシチズンのFWキム・スンソプ(25)が選ばれた。
キム・スンソプは5日、光陽(クァンヤン)サッカー専用球場で行われた全南(チョンナム)ドラゴンズ対大田の試合で決勝ゴールを記録し、大田を1-0の勝利に導いた。
この日の試合で、大田は計15本のシュートを記録するなど多彩な攻撃パターンを繰り広げ、第9節のベストチームに選ばれた。
第9節のベストマッチは、6日に李舜臣(イ・スンシン)総合運動場で行われた忠南牙山(チュンナム・アサン)FC対慶南(キョンナム)FCの試合だ。この日、忠南牙山と慶南FCは追いつ追われつの接戦の末、2-2の引き分けに終わっていた。
また、第9節のベストイレブンでは、元京都サンガF.C.、SC相模原、ザスパクサツ群馬、アスルクラロ沼津の日本人MF石田雅俊(26、大田ハナシチズン)、元徳島ヴォルティスのFWキム・キョンジュン(30、FC安養)といった元Jリーガーが名を連ねていた。
以下、Kリーグ1及びKリーグ2のベストイレブン。
◇
―Kリーグ1
FW:キム・ギョンミン(金泉尚武)、ステファン・ムゴシャ(仁川ユナイテッド)、オム・ウォンサン(蔚山現代)
MF:イ・ヨンジェ(金泉尚武)、シン・ジンホ(浦項スティーラース)、キム・ジンギュ(全北現代モータース)
DF:ミン・ギョンヒョン(仁川ユナイテッド)、アレックス・グラント(浦項スティーラース)、イム・ジョンウン(蔚山現代)、パク・スンウク(浦項スティーラーズ)
GK:チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
―Kリーグ2
FW:オム・ジソン(光州FC)、キム・スンソプ(大田ハナシチズン)、ソン・スンミン(忠南牙山FC)
MF:キム・ソンホ(大田ハナシチズン)、石田雅俊(大田ハナシチズン)、ファン・ギウク(FC安養)、キム・キョンジュン(FC安養)
DF:ペク・ドンギュ(FC安養)、チョ・ユミン(大田ハナシチズン)、キム・ミョンジュン(慶南FC)
GK:キム・ギョンミン(光州FC)
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