韓国パラ選手団、母国が侵攻受けるウクライナ選手団に物品寄付「韓国も戦争の苦痛を経験した」

「韓国の応援が我が選手団にとって大きな力になる」

北京冬季パラリンピックの競技が始まった去る3月5日、韓国パラリンピック選手団のユン・ギョンソン選手団長は、真っ先にウクライナ選手団が滞在する宿舎を訪れ、韓国選手団が準備した食品や防疫・保温グッズなどを手渡した。

ユン・ギョンソン選手団長は、「自国内での戦争で緊迫した状況のなか、大会準備が困難だったはずだ」とし、ウクライナに応援物品を伝達することを提案。これをウクライナ側が快く受け入れ、両者の“出会い”が実現した。

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(写真=大韓障がい者体育会)

ユン・ギョンソン選手団長はウクライナ選手団の役員と会い、「世界中の選手が冬季パラリンピックの舞台でスポーツを通じた善意の競争をすることも重要だ。ただ、連帯と和合の価値を経験、実践することが第一であり、韓国も戦争の苦痛を経験したことから、ウクライナの平和と選手団の安全を祈っている」と伝えた。

ウクライナ選手団は韓国選手団に対し、「韓国の応援が我が選手団にとって大きな力になるだろう」と感謝の気持ちを伝えた。

なお、北京冬季パラリンピックは来る13日まで開催される。

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