元フィギュアスケート選手のキム・ヨナと、北京冬季五輪スピードスケート女子1500mで金メダルを獲得したチェ・ミンジョンが、慶尚北道・蔚珍（ウルチン）－江原道・三陟（サムチョク）などで発生した山火事の復旧に支援金を寄付した。
希望ブリッジ全国災害救護協会は3月7日、キム・ヨナとチェ・ミンジョンが山火事被害復旧と被災者支援のため、それぞれ1億ウォン（約1000万円）と5000万ウォン（約500万円）を寄付したと発表した。
今回の寄付に際してキム・ヨナは、「山火事被害地域が早いうちに復旧することを願い、被害を受けた住民に少しでも力になってほしい」という考えを伝えたという。
キム・ヨナは去る2019年、江原道（カンウォンド）で山火事が発生した際も同協会に5000万ウォン（約500万円）を寄付していた。
またチェ・ミンジョンも、「先月の北京五輪では、多くの方が送ってくださった応援で大きな力を得て、良い成績を収めることができた。慶尚北道・蔚珍と江原道・三陟の山火事で失意と困難を経験した方々に慰労の言葉を伝え、今回の寄付が少しでも役立てればいい」と伝えている。
なお、キム・ヨナとチェ・ミンジョンに先立ち、韓国芸能界からも寄付が相次いでいる状況だ。『気象庁の人々：社内恋愛は予測不能?!』に出演中の女優パク・ミニョンや、『未成年裁判』で主演を務める女優キム・ヘスは1億ウォンを、そして東方神起のユンホが5000万ウォンを寄付するなど、善行の輪が広がっている。
◇キム・ヨナ プロフィール
1990年9月5日生まれ、元フィギュアスケート選手。2010年バンクーバー五輪金メダル、2014年ソチ五輪銀メダル、2009年と2013年の世界選手権優勝など、輝かしい成績を残し、韓国では“フィギュア女王”と呼ばれる。2014年2月に引退。引退後も高い人気を誇り、数多い人気女優を押さえてCM女王として君臨している。フィギュアスケート選手の強化・育成活動を続けており、ボランティア活動や寄付活動にも積極的だ。
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