WEリーグの中断期間が明けた3月5日、日テレ・東京ベレーザは味の素フィールド西が丘にて、2021-22YogiboWEリーグ第12節、AC長野パルセイロ・レディースとの試合を行った。
試合は後半7分、右コーナーキックを植木理子が頭で合わせて日テレ・東京ベレーザが先制し、試合を大きく動かした。後半12分にも植木理子がPKを獲得し、それを自ら決める。
後半17分には植木理子のアシストで、北村菜々美が得点を挙げ、後半28分には前線へのロングボールを収めた植木理子が左足でゴールを奪ってハットトリックを達成。試合は4-0で日テレ・東京ベレーザが勝利を収めた。
試合後、日テレ・東京ベレーザの竹本一彦監督は、この日3ゴール1アシストの活躍を見せた植木理子について、「アジアカップで5得点を挙げて、準決勝、決勝含めて長い時間出場し、結果を残してきて少し成長した、自信をつけた面は感じる」と評価した。
さらに、「彼女のストロングはヘディングシュート。スピードもあるが、高さを生かしたフォワードということ。中盤では簡単に周りを使って、ゴール前でいかにポジションを取るかということがわかってきた。その理解があるから、みんなも得点を挙げさせようというパターン、組合せができてきている」と説明。
チームとしても、また彼女自身も、自分がどういうセンターフォワードなのかをわかってきていることが、ハットトリックの要因となった。
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(文=玉 昌浩)
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