韓国Kリーグ2(2部)の全南(チョンナム)ドラゴンズは1月31日、J2リーグの東京ヴェルディからMF佐藤優平(31)を獲得したことを発表した。
Kリーグでの登録名は「ユウヘイ」となる。
1990年10月29日生まれの佐藤は横浜F・マリノス下部組織出身で、国士舘大学を経て2013年に横浜FMでプロデビュー。以降、アルビレックス新潟、モンテディオ山形と渡り歩き、2018年から東京ヴェルディで4シーズンプレーした。通算成績はJ1リーグ38試合1ゴール、J2リーグ174試合18ゴール。
佐藤が加入する全南は、昨季Kリーグ2を10チーム中4位で終え1部昇格に失敗。ただ、FAカップでは2部クラブとして史上初めて優勝し、2022シーズンのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。
グループステージでは、BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)、ユナイテッド・シティ(フィリピン)、メルボルン・シティ(オーストラリア)と同じグループGに入っている。
全南は佐藤について、「日本での豊富な経験を基にチームを支えてくれる選手だ。ユウヘイは攻守の切り替えにおいてキープレーヤーとなれる選手であり、試合への貢献度も高い。若くて覇気にあふれる一方、経験が少ない全南の選手たちの助けになるだろう」とコメント。横浜FM時代の2014年にACLで3試合に出場した経験も評価している。
佐藤は加入に際し、「ACLという大きな舞台に挑戦するにあたり、クラブから僕に提案していただいたことに感謝しており、ACLを戦うチームに入団できることにサッカー選手として大きなやりがいを感じています。1部に昇格できるようチームの役に立ちたいし、リーグ戦やFAカップだけでなく、ACLでもチャンピオンになれるよう努力したいです」と意気込みを語った。
なお、佐藤はすでに韓国に入国し、隔離を経てチームに合流している。
■【写真】全南ドラゴンズでプレーする「バロテッリ」とはどんな選手?
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