かつてガンバ大阪で活躍した韓国代表FWファン・ウィジョ(29、ボルドー)が、フランス1部リーグ・アンにおけるアジア人最多得点記録を更新した。
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ファン・ウィジョは1月23日(日本時間)、本拠地ヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドーで行われたリーグ・アン第22節ストラスブール戦で、欧州進出後初となるハットトリックを達成した。試合は4-3でボルドーが勝利した。
この日、4-2-3-1のワントップで先発出場したファン・ウィジョは、試合開始から活発な動きでゴールを狙った。
すると前半17分、左サイドからフランス人FWレミ・ウダン(25)が上げたクロスをストラスブールのDFがクリアできずこぼれたボールを、ファン・ウィジョが右足で押し込み先制点を挙げた。彼にとっては、昨年12月13日の第18節トロワ戦以来、実に42日ぶりとなるゴールだった。
また、ボルドーがもう1点を加えて2-0と差を広げた同39分には、ファン・ウィジョがカウンターの状況で右サイドからカットインし、最後は左足で巻いたシュートをゴールに流し込んだ。
さらに、後半ロスタイムには同じくカウンターの状況から右足を振り抜き、ミドルシュートを突き刺しハットトリックに成功した。リーグ・アンにおけるアジア人のハットトリックは今回のファン・ウィジョが初だ。
ハットトリック達成後、ナイジェリア代表FWジョシュ・マジャ(22)との交代でベンチに下がったファン・ウィジョは、ボルドーのファンからスタンディングオベーションが贈られた。
今回の3得点でリーグ・アン通算27ゴール(77試合)を記録したファン・ウィジョは、元韓国代表FWパク・チュヨン(36、蔚山現代)が保持していた同リーグにおけるアジア人最多得点記録(91試合25ゴール)を塗り替えた。
2019年夏にガンバ大阪からボルドーへ移籍したファン・ウィジョは、2019-2020シーズンンに6ゴール、2020-2021シーズンにチーム最多の12ゴールをマーク。そして今シーズン、現在までに計9ゴールを挙げ、新たな歴史を築いた。
ファン・ウィジョは今後、昨季の自身の記録であり、パク・チュヨンがモナコ在籍時の2010-2011シーズンに記録した韓国人最多得点(12ゴール)の更新に挑む。
リーグ・アンでアジア人初のハットトリックを達成するとともに、アジア人最多得点記録をも塗り替えてみせたファン・ウィジョ。欧州の舞台で躍動する韓国代表ストライカーの勢いはとどまるところを知らない。
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