韓国代表DFクォン・ギョンウォン(29)のガンバ大阪移籍が決定的となった。
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韓国メディア『スポーツ東亜』が12月23日までに報じたところによると、クォン・ギョンウォンがJリーグ行きを決心したという。
同メディアは「積極的なラブコールをしたガンバ大阪と細部交渉に入った。大きな異変がない限り、2022シーズンは日本で迎えるだろう」とし、海外移籍市場に詳しい複数の情報筋の言葉も伝えている。
また、「高年俸やボーナスはもちろん、(クォン・ギョンウォンが)フリーエージェント(FA)であることを考慮し、契約金も出すほど強く迫った」と、ガンバ大阪の魅力的なオファーが、国内残留と海外進出で悩んだクォン・ギョンウォンの心を動かしたと報じた。
1992年1月生まれのクォン・ギョンウォンは左利きのセンターバックで、2013年に全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースでプロデビュー。以降はアル・アハリ・ドバイ(UAE)、天津権健(中国)と渡り歩き、2019年に兵役のためレンタルで全北現代に復帰した。
その後、翌2020年から今年7月までは国軍体育部隊傘下のサッカーチームである尚州尚武(サンジュ・サンム/現・金泉尚武)に入隊し、除隊後の今季後半は城南(ソンナム)FCでプレーした。Kリーグ通算記録は79試合出場4ゴール3アシストとなっている。
『スポーツ東亜』によると、今季Kリーグ1(1部)で優勝し5連覇を達成した古巣の全北現代もセンターバックの補強を課題としており、クォン・ギョンウォンに十分な契約期間と年俸を提案したという。
ただ、本人は海外3カ国目となる日本での挑戦に関心を示した。ガンバ大阪も韓国代表DFキム・ヨングォン(31)が契約満了で退団、蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)に移籍したことから、彼に代わるセンターバックの獲得が急がれていた。
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